便秘は老化を加速させる

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便秘は老化を加速させる
 
全身のアンチエイジングに関わる腸内環境は、できるかぎり、いい状態をキープしたいもの。
健康な腸が機能していれば、食べたものは16時間以内に排泄されるのが正常なリズムです。
1日1回はバナナ状のお通じがあるなら、その状態を続けられるように意識しましょう。
 
しかし、年齢とともに腸も老化します。
 
40代を過ぎると、幼い頃には多かった善玉菌のビフィズス菌が減り、悪玉のウェルシュ菌が増え始めます。
 
便を押し出す腹圧が低下して、大腸のぜん動運動が減って便を出しにくくなったり、生活リズムが乱れると、腸の動きもとたんに乱れます。
 
腸内環境の乱れを自分で知るサインは「口臭」の変化。
便秘になると老廃物が大腸から血液中に再吸収され、呼吸から排泄されるためです。
 
また、お腹がガスっぽくなって張ったり、おならや便のにおいが強くなると要注意。
腸内細菌がバランスを崩し、悪玉菌が増えているサインといえます。
 
便秘を放っておくと、大腸内に長く便が停滞します。
すると、便に含まれる発がん性物質と腸の粘膜が長時間接触することによって、大腸がんのリスクが高くなります。
また、外に出すべき老廃物が滞ることによって、全身の代謝が低下し太りやすくなったり、肌荒れなどの皮膚トラブルが長引くことにもつながります。
 
便秘予防にぜひ欠かさず心掛けたいのが、善玉菌を含む発酵食と、善玉菌のえさとなる食物繊維を同時にとること。
 
和食につき物のぬか漬けには、乳酸菌と食物繊維が同時に含まれるので、すぐれた発酵食品といえます。
ヨーグルトには食物繊維が入っていないので、ドライフルーツや、リンゴやバナナなどのフルーツといっしょにとるとよいでしょう。
 
腸内環境の乱れのサインは「口臭」や「便のにおい」の変化。
発酵食をとるときには食物繊維をセットでとる。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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  「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12は細胞の生成に重要な核酸たんぱく質、認知機能と関係が深く、また、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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