元気を出したい人、運動習慣のある人は抗酸化サプリ

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元気を出したい人、運動習慣のある人は抗酸化サプリ
 
疲労感が強い、だるい、あちこちの痛みがある、口が渇く、冷える、消化器の調子が悪い、食べる量が変わらないのに太ってきた……。
このような不調はすべて、「エネルギー不足」によって起こっていると考えられます。
 
エネルギー不足とは、細胞内のエネルギー工場である「ミトコンドリア」の働きが低下しているサイン。
そこに関わるのが、活性酸素です。
 
活性酸素とは、不安定な状態の酸素のこと。
過剰に発生すると老化を進め、病気の原因にもなります。
活性酸素が細胞を酸化させると細胞が「サビる」、このためミトコンドリアの働きも低下し、エネルギー不足が起きます。
また、糖質をとりすぎる人はそれだけでミトコンドリアの機能が落ちて、疲れやすくなります。
 
活性酸素が生じやすいのは、ストレスを感じることが多い人、インスタント食品をよく食べる人、野菜や果物不足の人、お酒をよく飲む人など。
また、激しい運動をする人も体内で活性酸素が増えやすいことがわかっています。
体内の抗酸化物質が減少する40歳以降の人も、抗酸化サプリをとることを習慣にしたいものです。
 
抗酸化物質の代表選手は、ビタミンC、A、βカロチン、ビタミンEなど。
コエンザイムQ10、αリボ酸、カルニチンは、ミトコンドリアの栄養源となり、エネルギー産生を高めます。
また、コーヒーのクロロゲン酸、大豆のイソフラボン、ブルーベリーのアントシアニン、ブドウのレスベラトロールなどは植物が自らを紫外線による酸化ストレスから守るためにつくり出したポリフェノールの仲間。
いろいろな色の野菜や果物を毎日たっぷりとることによって補うことができます。
 
抗酸化物質を補うと、体内の炎症を防いだり、遺伝子が傷付くのを抑えられるため、長い目で見るとがん予防にもつながります。
 
疲れやすくなった、太りやすくなったときは「抗酸化サプリ」!
エネルギー産生を高めて、「元気」を実感できる。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、重要なビタミンとされます。
 
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。
これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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