水をたくさん飲んでもむくまない

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水をたくさん飲んでもむくまない
 
食事の摂り方といっても、大事なのはリズム。
自律神経のバランスを整え、自然のリズムを意識した食事を続けることが腸を元気にし、むくみを取る基本になりますが、ほかにも注意したいポイントがいくつかあります。
 
たとえば、むくみの話をすると必ず出てくるのが、「水はあまり摂らないほうがいいのでしょうか?」という質問です。
「むくみ=水ぶくれ」というイメージがありますから、「水をたくさん摂ったら、むくみがもっとひどくなる」と思っている人が多いのかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
 
むくみの本当の原因が血流の停滞にあることを思い出してください。
 
水をたくさん飲んだからむくむのではなく、血流が滞り、細胞と細胞の間に溜まった水がうまく排出できないからむくむのです。
水分の摂取を減らしてしまったら、細胞に新鮮な水を供給できず、むくみがさらにひどくなってしまいます。
 
それだけではありません。
血液の多くも水分ですから、体に水が不足した状態が続くと血液がドロドロになり、血管の老化も進みます。
その結果、自律神経のバランスも崩れ、イライラや不安が増してしまうでしょう。
 
こうした状態は、生き方そのものがむくんでいるとわかりますね。
水の摂り方ひとつ間違っただけで、人生が滞ってしまうのです。
 
むくみは女性だけの悩みではありません。
老若男女問わず、不規則な生活が続き、疲れやストレスが溜まると、誰にでも起こる症状です。
 
「ちょっとむくんでいるな」と感じたら、水の摂り方を見直すようにしてください。
あまり食べていないのにすぐに太ってしまう人、ダイエットをしてもなかなか痩せられない人も同様です。
 
むくみを遠ざけるポイントは、大きなペットボトル1本分(1.5リットル)の水を1日かけてこまめに飲む――たったこれだけです。
 
朝の起きがけにコップ1敗の水を飲むことはもちろん、出かけるときはペットボトルの水をバッグに必ず携帯する、仕事中のデスクにも必ず水を置いておくなどして、水分補給の機会を意識して増やすといいでしょう。
 
硬水や軟水など、水にもいろいろな種類がありますが、その点はあまり神経質になる必要はありません。
大事なのは量。
1日にどのくらいの量の水を飲んでいるか、日々の生活を振り返ってみてください。
お茶やコーヒー、あるいは清涼飲料水などに頼って、ほとんど純粋な水を飲んでいないことに気づき、びっくりする人がいるかもしれません。
 
そうだとしたら、そこにむくみの原因があるといって間違いありません。
あなたの体がむくんでいるのは、慢性的な水不足によるものなのです。
 
のどが乾いていなくても、体には水が必要です。
定量の水分補給をしない体は、古い水でむくみきっているのです。
すると腸に血が滞り、蠕動運動が低下し、慢性的な便秘に悩まされる人も生まれます。
 
ですから、自分がむくんでいる(疲れている、体が重い)という自覚が少しでもあるのなら、まずは水をしっかり飲む習慣をつけましょう。
こまめに水を補給すると体内の循環がスムーズになり、細胞が活力を取り戻します。
体にリズムが生まれ、髪や肌もみずみずしくなり、メンタルも安定します。
「人生を決めるのは脳が1割、腸が9割! より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。

 脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
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