愛はむくみ解消の処方箋

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愛はむくみ解消の処方箋
 
ここで、「人を愛する」ことの意味について考えてみましょう。
 
副交感神経の働きが高まり、自律神経のバランスが取れてくると、次第に他者に対する感謝の気持ちが芽生えてきます。
「愛なんてわからない」という人がいますが、簡単にいえば、愛とは、お世話になった人への感謝の気持ちなのです。
 
自分の修行時代や下積みの時代に助けてくれた人、あるいは優しく接してくれた人のことを、どのくらい覚えているでしょうか?
 
キャリアを積み、仕事ができるようになっていくと、得てして、こうした昔の恩人の存在を忘れてしまいがちです。
しかし、過去に助けてくれた人がいたからこそ、いまの自分がいるはずです。
 
「人を愛するということがよくわからない」という人は、これまでの人生を振り返り、恩を受けてきた人をリストアップしてみてください。
名前を挙げ、顔を思い出すだけで、自然と感謝の気持ちが湧いてくるはずです。
 
家族や恋人に向かって「愛している」といえるのはとても幸せなことですが、こうした人たちの存在を思い出し、感謝の念が浮かんでくるだけでも、あなたのなかには十分な愛が芽生えて、心のこわばりがほぐれていくはず。
実際、中国地方の有名な寺でも、これと同じ「修行」を一般人向けに行っています。
 
感じるだけでは物足りないという人は、こうした人たちに手紙を書いたり、電話をして近況を伝えたりするのもいいでしょう。
 
「むくみ知らずの生き方」を実践している人は、昔の人間関係をとても大事にしています。
忙しいにもかかわらず、意外と筆まめで、お礼状を書くことも厭いません。
そうした達人たちにならって、便箋、葉書、切手などを何種類もデスクの引き出しに忍ばせて、頻繁に活用しています。
 
また、彼らは両親をとても大切にしています。
これまでたくさんの達人に出会ってきましたが、この点は不思議なくらい共通しているのです。
記念日にプレゼントしたり、食事に招いたり、こまめに電話をしたり、一緒に旅行をしたり……いろいろな理由を作っては親孝行をしています。
 
そもそも親孝行こそ最高の愛といえるのではないでしょうか。
なにしろ
両親が存在しなければ、自分がこの世に生まれてくることもなかったのです。
心に余裕ができ、人生を大局的にとらえられるようになると、理屈を超え、こうした血のつながりに関心が向いていくのもしれません。
 
 
もちろん、誰かを好きになること、すなわち恋愛も、自律神経のレベルを高め、生きることの楽しさが実感できるかけがいのない経験です。
 
「きれいに変身する」「仕事のモチベーションがアップする」「いつまでも若々しく元気でいられる」「気持ちが明るくなる」……こうした恋愛の効用は、自律神経の活性化を抜きに語ることはできません。
 
恋愛がうまくいき、ハートナーシップが築けるようになると、それだけで全身の血流がよくなり、細胞がイキイキと活動し始めます。
恋愛に情熱を惜しまない生き方は、心のむくみを解消する強力な力になるでしょう。
「人生を決めるのは脳が1割、腸が9割! より」
 
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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