どんな病気にも前兆は必ずある

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どんな病気にも前兆は必ずある
 
ある日、あるときを境に、あなたの脳のどこかの血管に血栓が詰まったり、あるいはどこかの血管が破れて出血したりして、脳卒中は発症します。
しかし、その前段階は、実はあなたの体の中で、あなたの知らないうちに、徐々に進行しています。
 
 ということは、その段階で病気を予見することも可能だということです。
 
 「病気には必ず、何らかの前触れがある」と、よくいわれます。
脳卒中も例外ではありません。
そして、それを知っているのと知らないのとでは、その後の運命が大きく違ってしまいます。
というのも、脳卒中には、重大な後遺症を残す可能性があるからです。
 
 また、再発すれば、さらに重大な症状を引き起こす確率が高まります。
一度目は助かっても、二度目はないかもしれないのです。
 
 そういう病気であることを、深く心にとどめておいてほしいと思います。
 
 前兆を知り、それに気づいて手を打つことは、「これからの人生をどう生きるか」を考える上で、欠かすことのできない問題なのです。
脳卒中にならない、負けない生き方 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因の多くが脳梗塞です。
脳梗塞は、初期段階に数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現します。
これが隠れ脳梗塞と呼ばれるものです。
隠れ脳梗塞は早い人だと30代から表れ、40代を過ぎると急に増加すると言われています。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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