読書とテレビは、時間を決める

イメージ 1
読書とテレビは、時間を決める
 
本は、人生を豊かにしてくれる宝。
ただ、自律神経を乱さないためには、読む前に「今日は何時まで読む」と終わりの時間を決めること。
そうすると、意識も集中するし、自律神経も安定したままで、その読書の時間がよりすばらしいものに変わります。
たとえば「新幹線の中で読書をすると意外に集中できる」というのも、つまり、終わりの時間がはっきり意識できているからなのです。
 
逆にダラダラと読んでしまっては、集中力を欠き、せっかくの読書も、あまり有意義なものではなくなってしまいます。
 
また、テレビを観るのも、まったく同じことです。
家に帰ってすぐにテレビをつけて、時間を決めずダラダラと観てしまう。
これほど時間を無駄にし、自律神経を乱す観方もありません。
ですからテレビも時間を決めて楽しむこと。
ただし、その長さは自由です。
もしも時間の余裕があるのであれば、2時間でも3時間でも好きなだけ観てください。
ただし、時間を区切ること。
その意識が、自律神経を整えるリズムある生活を作るポイントです。
 
1週間に1日は、早く帰る日をつくる
 
ぜひ、1週間に1日、早く帰る日をつくってみてください。
土日以外の平日、1日だけでも、何も予定を入れないで家に早く帰る。
そうすると、そこでみなさんの自律神経は、とてもいいバランスにリセットされます。
そして、ますます他の時間が充実してきます。
 
とはいえ、忙しくて毎週は無理という方は、2週間に1日、あるいは1ヵ月に1日でもいいから、何の予定も入れないで早く帰る日をつくって、手帳に書き込んでください。
 
「自分の時間を意識した行動」というのが大切なのです。
仕事や友人との約束、テレビ番組など、みなさんの周りには「受け身」の時間が多く、それは自分から意識した時間ではないのです。
自分で意識する時間は、自分を見つめ直す時間でもあります。
そうすることで、どんどんいいリズムが生まれ、結果、みなさんの自律神経も人生も、必ずよい方向に変わってきます。
「「これ」だけ意識すればきれいになる。 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸(DNA)とたんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
 
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!