平常心を保つには「意識する」

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平常心を保つには「意識する」
 
意識することで、すでに問題の半分は解決します。
あるいは、意識するだけですでに50%変わっています。
これは、まさに真理です。
そして、この「意識する」ということこそが、自律神経を整え、平常心を保つ、最大のキーワードでもあるのです。
 
私たちは今、まさに自律神経=平常心が乱されることばかりの社会環境の中に生きています。
たとえば満員電車に乗っても乱れる。
上司に何か言われても乱れる。
あるいは、その日の気圧でも乱れますし、高いヒールをはきすぎても乱れる――。
ですから、そんな乱されるばかりの環境の中にあるとまず認識して、次にその中でどうやって自分の自律神経を切り替えて安定させていくか?
それが、もっとも大切なポイントの一つなのです。
 
そして、それがすなわち「意識すること」です。
 
たとえば、「今日は何となく仕事でミスする気がする、だから気をつけよう」と意識しただけで、もう50%は改善しています。
あとは自律神経を整える呼吸法などを意識してやれば、残りの50%もリカバーできるのです。
 
人は大きく分けると以下の5つ、
 
1.余裕のないとき 2.自信がないとき 3.未知のものに遭遇したとき 4.体調が悪いとき 5.環境が悪いとき
 
このときが一番自律神経が乱れ、ミスをしやすいのです。
ですから、そんな状況になったときは、「あ、乱れてるな」と意識する。
それで、もう50%、問題は解決します。
そして、みなさんの自律神経はどんどん良い方向にリカバーしていくのです。
 
とはいえ、どんなに意識していても、この現代社会では、予想外のハプニングやアクシデントがたくさんあります。
食事が遅れたり、生活のリズムが不規則にならざるをえないことがたくさんあります。
でも、「自律神経美人」になることを諦める必要も、自分はダメだと落ち込む必要もまったくありません。
なぜなら、そんなときでも「あ、食事が遅れたな、じゃあちょっと水を飲んで、あとで軽めに食べてリカバーしよう」と意識し、気をつけるということをつづけていくだけで、みなさんはいつでも平常心を保てるひとに変わっているからです。
「「これ」だけ意識すればきれいになる。 より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸(DNA)とたんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
超高齢社会を目前とした今、元気でイキイキと年を重ねるために、ビタミンB12に注目していただきたいと思います。
 
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