「どんなときも笑顔で返す」が、究極のゴール

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「どんなときも笑顔で返す」が、究極のゴール
 
「笑う」ということも、乱れた自律神経を一気に引き戻してくれる、とても効果的な方法です。
口角を上げるだけで、副交感神経が上がり、同時に血流も上がるというデータもあります。
 
サッカーのなでしこジャパンがワールドカップで見事な逆転優勝を遂げた背景にも、常にジョークを言ったり、お笑いのDVDを観てみんなで笑ったりなど、佐々木則夫監督のみんなを笑わせる気配り・工夫があったと聞きました。
思い出せば、見事な逆転劇を見せてくれたアメリカとの決勝戦の、最後のPK決定戦の直前も、円陣を組んだチームのみんなには、明るい笑顔がありました。
 
どんなに腹が立つようなときでも、怒らないでおだやかな笑顔で返せる。
どんなピンチのときでも、いつも明るい笑顔を忘れない。
それが、自律神経美人の究極のゴールです。
そして、それは、日本女性本来の、美しさ、すばらしさを、最大限に発揮したものでもあるのです。
 
焦った気持ちが楽になる魔法の言葉
 
自律神経は、じつはちょっとした一言でも変えることができます。
なかでも、自律神経を変える一番の魔法の言葉だと思っているのが、「After You」=「お先にどうぞ」です。
この言葉は、イギリスに留学していた時代に、いろいろなシーンで人々が口にしているのを耳にして本当に感動した言葉なのですが、残念ながら最近の日本ではあまり耳にすることができなくなりました。
 
でも、ぜひ、この魔法の言葉をもっと使っていただきたいのです。
たとえば、エレベーターに乗るときでも、ふっと「お先にどうぞ」と言った瞬間に、気持がよくなります。
一瞬で、何かちょっと晴れやかな気分になれます。
そして、それまで焦っていた気持ちが、ふっと楽になる――。
ですから、この「お先にどうぞ」という言葉は、本当に、自律神経を整える魔法の言葉なんですね。
しかもこの言葉は、それを耳にした人の自律神経も高めてくれるのです。
「「これ」だけ意識すればきれいになる。 より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸(DNA)とたんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
超高齢社会を目前とした今、元気でイキイキと年を重ねるために、ビタミンB12に注目していただきたいと思います。
 
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