腸が喜ぶオリーブオイル・オメガ3系の油脂のとり入れ方
★油脂のとり方で、健康や若さに違いが出る
「脂質」は、5大栄養素のひとつで、エネルギー源となり、細胞膜やホルモンの材料としても欠かすことができません。
腸が喜ぶ油脂のとり入れ方を理解して、毎日の食生活に生かすことで、若さや健康の維持に大いに役立てることができます。
そのつながり方により、脂質の種類や性質が決まります。
★飽和脂肪酸は本当に悪者?
人の体内では固まりやすいという特徴があり、とりすぎると動脈硬化の原因になると言われています。
<飽和脂肪酸>
・ココナッツオイル・ラード(豚脂)・バター・ヘッド(牛脂)
★腸内細菌が作る短鎖脂肪酸で腸を活発にする
短鎖、長鎖は動物性、中鎖は植物性が多いと言われます。
たとえば、中鎖脂肪酸の一種、ラウリン酸はココナッツオイルにも豊富に含まれており、速やかに分解され体に溜まりにくい、つまり太りにくい油として注目されています。
最近、この短鎖脂肪酸は免疫を整える働きや腸の細胞を修復する働き、さらに自律神経の調整などの有益な働きをしていることがわかってきました。
★オリーブオヤイルは便秘解消にきく!
オリーブオイルにとくに多く、70%以上含まれており、紅花(サフラワー)油、菜種(キャノーラ)油、アボカドオイルなど植物油に多く含まれます。
酸化しにくいことが特徴で、長期保存ができますが光に弱いので、暗いところで保存して使います。
動脈硬化予防や便秘の解消、心疾患予防などの効果が明らかになっています。
・オリーブオイル・紅花(サフラワー)油・米油・菜種(キャノーラ)油・アーモンドオイル・アボカドオイル
★オメガ3系脂肪酸を意識してとり入れる
オメガ3系の油脂は、酸化しやすいのが特徴で、現代の食生活では不足しがちです。
<オメガ3系脂肪酸>
<オメガ6系脂肪酸>
・サラダ油・ごま油・大豆油・グレープシードオイル・コーン油・綿実油・ヒマワリ油
★大事なのはバランス。割合を1対10から1対4に
欧米化した、肉料理中心の現代の食生活ではオメガ6系脂肪酸を多くの方がとりすぎています。
「腸で酵素をつくる習慣 より」
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季節の変わり目は、ホルモンバランスが乱れ、疲労感が強くなり眠気やだるさを生じます。
寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。
B1だけではありません。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
したがっていっしょにとるのが効果的です。
超高齢社会を目前とした今、元気でイキイキと年を重ねるために、ビタミンB12に注目していただきたいと思います。
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