腸内酵素を上げる食べ方のルール3・4

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腸内酵素を上げる食べ方のルール3・4
 
ルール3:レジスタントスターチの多い食品をとり入れる
 
腸内に数が多いと太りにくい、クリステンセネラセエなどの細菌を増やすには(下記参照)、冷たい炭水化物に含まれる、レジスタントスターチという成分を摂取することがポイントです。
レジスタントスターチは、難消化性でんぷんのため、糖として小腸で吸収されにくく、そのまま大腸へ行き一部が吸収されて、残りは便になります。
そのため、摂取カロリーが抑えられるのです。
 
米や大豆、あずき、そば、うどん、パスタ、マカロニ、じゃがいもなどを使用して調理し、温めずに冷たいままで食べるのがコツです。
手軽なおにぎりなら毎日の昼食に。
うどんやそば、そうめんも簡単に作れるので常備しておくと便利です。
ポテトサラダやマッシュポテトなど、作りおきでまかなえるおかずも豊富にあります。
おやつもあずきを使った和菓子に代えて、ヤセ菌のエサになるレジスタントスターチをとり入れましょう。
 
<参照>冷めたおにぎりでヤセ菌を活性化できる
 
ルール4:良質な油脂をとり入れる
 
エクストラバージンオリーブオイルやオメガ3系の油脂を積極的にとりのしょう。
ここで注意したいことは、亜麻仁油やえごま油などのオメガ3系の油脂は、熱に弱いため加熱料理には向いていないということです。
食事にとり入れるときは、小さじ1程度をサラダにかける、みそ汁にたらす、納豆にかける、ヨーグルトにかけるなど、生のまま使いましょう。
クセがなくサラッとしているので素材の味を邪魔しません。
かけるだけなので、いつでも摂取することができます。
また、魚にも良質な油脂(魚油)は含まれています。
青魚やまぐろの刺し身や煮魚を積極的にとり入れましょう。
 
加熱調理には、オメガ6系の油脂のサラダ油やごま油の代わりに、オメガ9系の油脂のオリーブオイルや紅花油を使用しましょう。
オメガ6系の油脂は、加工食品などに多く含まれ、過剰摂取するとアレルギーや炎症を起こします。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、腸を刺激してぜん動運動を促進する作用があるので便秘解消に効果的です。
「腸で酵素をつくる習慣 より」
 
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各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
 
それぞれの栄養素のよい点を最大限に引き出すためには、多種類の栄養素をバランスよく摂取することが非常に重要です。
そのためには、食品を組み合わせて食べることが一番の早道。
ひとつの食品には多くの栄養素が含まれるので、組み合わせる食品の数を増やせば増やすほど、一度に多種類の栄養素をとることができます。
食事のバランスは効率のよい栄養素の摂取に直結しているのです。
 
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として新しく注目されているホモシステインが増えるといわれています。
主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
 
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