趣味の“タネ”はどこにでもある

イメージ 1
趣味の“タネ”はどこにでもある
 
趣味を見つける方法を考えてみたいと思います。
 
一つは、以前の興味を思い出してみること。
例えば結婚前まで続けていたこと、友人たちと一緒に行った場所、大枚をはたいて買ったもの、あるいは学生時代の部活動でもいいでしょう。
何か「おもしろい」と思ったことや、それなりに打ち込んでいたことがあるはずです。
 
そういうものを、復活させてみてはいかがでしょう。
もちろん環境が違うので、昔どおりには行かないと思います。
しかし当時を懐かしみつつ、少しずつでも“再チャレンジ”してみると、好奇心もまた頭をもたげてくると思います。
 
あるいは、現在近くにいる友人や職場の同僚の趣味を見習ってみるという手もあります。
例えばトレーニング系でもいいし、カメラや音楽や映画などでもいい。
将棋や囲碁という場合もあるでしょう。
 
一人で何かを始めるのは億劫でも、近くにメンター(師匠)と仰げる人がいれば、要領がわかるし、励みにもなります。
負担にならない程度に牽引してもらうことで、自分の好奇心を引き出そうというわけです。
実際、こういうきっかけで何かに興味を持ち、本格的にのめり込んでいくケースも少なくないと思います。
 
さらに言えば、単に楽しそうにしている人のマネをするだけでもいい。
テレビの旅番組で紹介された場所に行ってみたり、芸能人がハマっていると語っていた遊びをやってみたりするのもいいでしょう。
それが仕事であれば「パクリだ」とか「二番煎じだ」といった批判も受けるかもしれませんが、趣味なら何も問題はありません。
 
特に「仕事一筋」で打ち込んでいる人ほど、積極的に仕事以外でやることを見つけたほうがいいと思います。
仕事があるうちはいいのですが、定年後にやることがなくなり、内向きになって引きこもりになってしまうおそれがあるからです。
そうなると日常に刺激がなくなり、身体能力も衰え、コミュニケーションも面倒になり、ますます気力を失うという“負のスパイラル”に陥ってしまいかねません。
 
それを“正のスパイラル”に戻すには、大変なエネルギーが必要になります。
楽しめる趣味を見つけることは難しいし、そういう気力さえ湧いてこないかもしれません。
だから、なるべく早いうちに仕事以外の世界にも目を向け、少しずつ育てる感覚で継続的に楽しめるものを見つけたほうがいいと思います。
「本当は脳に悪い習慣、やっぱり脳にいい習慣 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
 ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
もしビタミンB群のビタミンB12や葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!