命への感謝が血をつくる

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命への感謝が血をつくる
 
食事を自分にとってちょうどいい量にすること。
血をつくる食材をしっかりと食べていくこと。
 
そんな当たり前のことが大切だということに気づかされます。
 
今の日本人は食べ過ぎや早食い、あるいは食事内容の偏りのために胃腸が弱っています。
朝の慌ただしい時間をパン1枚ですませてしまったり、スマホの画面を見ながら食事をしたり、食べきれないほどの料理を注文しておなかがパンパンになって残したり。
 
食事そのものをおざなりにしすぎているのではないか、ということをふと感じます。
カウンセリングをしていても、みなさん口々に忙しいと言われます。
時間に追われてしまう一方で、おいしいものを求め、ストレスを解消するために甘いものを食べる。
それが悪いことだとは思いませんが、食事とは何だろう、と思うのです。
 
ごはんを口に運んで、よくかんで食べる。
かめばかむほどに味わいが出ます。
季節の野菜のやさしい味が出たみそ汁は、温かさが心と体に染み渡ります。
本当に質素な食事ですが、とてもおいしいのです。
ふだん、1日に二度、三度と食事を作って食べているはずなのに、忙しさや時間に追われた作業になってしまっているのかもしれません。
 
「いただきます」の本来の意味は、動物や植物といった食べ物そのものから「命をいただく」ことです。
そんなあたりまえで大切なことをわたしたちは忘れてしまっているのかもしれません。
食べ物一つひとつ、命をいただいていることに感謝すると、食事を大切にできるようになります。
自然と味わって食べるようになります。
 
今日からごはんを食べるときに、あらためて「いただきます」の気持ちを添えて食べてみませんか?
すると不思議と、ゆっくりとかんでごはんを食べている自分に気がつきます。
そして、ゆっくりと食べるから満腹にならなくても少ない量で満足できる自分に驚きます。
 
そうすれば胃腸が弱ることはありません。
血がつくれずに起こる不調にも悩まなくてすみます。
 
血がつくれないのは、胃腸の働きが低下しているからということです。
 
食事をして血をつくることは、自分自身の命を養うことです。
 
「いただきます」の気持ちを添えて食べるこことで、いただいた命があなたの命をもっともっと輝かせてくれるのです。
「血流がすべて解決する より」
 
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ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
現在60歳以上の2割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
 
ビタミンB12は胃の内因子という糖たんばくと結合し吸収されますが、年齢とともに胃が小さくなったり胃の状態が悪くなったりして、内因子が
少なくなりビタミンB12の吸収が悪くなってしまうのです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミン12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
萎縮性胃炎など胃の病気などで内因子が作れない場合も吸収が困難になります。
しかし、ビタミンB12は大量に摂ることで浸透圧の原理による押し込み効果によって胃の内因子と関係なく吸収されることが分かっています。
吸収率を高めるビタミンB12摂取量の目安は1000μg(マイクログラム)以上と考えられています。
 
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミン12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミン12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
さらに、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
 
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