21日間で血液を若返らせる食事の仕方

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21日間で血液を若返らせる食事の仕方
 
 血液には酸素を身体に運ぶ赤血球、免疫反応や滅菌に重要な白血球、血液の凝固に大切な血小板、そのほか身体のさまざまな組織にとって不可欠な血漿(プラスマ)という成分があり、その中にたんぱく質アミノ酸コレステロールなどの脂質、糖質、ミネラル、ビタミンなどが含まれます。
 
 こうした血液の成分は21日間でつくられます。
そこで食事の改善はまず3週間を目標にします。
 
 メディア影響もあって、世間では流行の健康食材が話題になります。
 
 しかし、食生活を変えず、部分的に健康食材を摂り入れると自己治癒力(ホメオスタシス)が乱れて、期待する効果がないばかりか、身体はどんどん悪くなってきます。
 
 血管を強くする食事法の原則は「低血糖」「低塩分」「HDLコレステロールを増やす」の3つです。
 
 ただし、「あの食材が血圧にいい」「この食材が血管年齢を上げる」ではなく、食生活そのものを変えるための知識として取り入れてください。
 
 嗜好は思考で決まります。
思考が変われば食生活も変わります。
考え方を変えるために、血管に良い食事・悪い食事を知りましょう。
 
現代食最大の問題点
 
そもそもわたし達は血管力を下げてしまうようなものをたくさん食べています。
健康を害するものを減らしましょう。
それだけでも、血管に十分よい効果が期待できます。
 
現代人の食生活でいちばんの問題は外食が多すぎることです。
安くて手軽な外食は、おいしいと感じさせるために塩分や糖分、油をたくさん使っています。
 
自炊する人も「お鍋に入れるだけ」や「和えるだけ」といった合わせ調味料を使っていれば外食と同じです。
 
外食や加工食品の最大の問題は化学調味料です。
人間の味覚は自然の味に調節されています。
甘いものを食べたら甘い、辛いものを食べたら辛いと感じて消化酵素(トリフトファン)が出るようになっています。
 
ところが、化学調味料を摂ると、胃の粘膜からトリプトファンが出てこなくなります
すると、消化不良になったり、下痢を起こします。
 
 お弁当は腐らないために抗酸化剤がよく使われています。
抗酸化剤のグルタチオンがトリプトファンを壊します。
スーパーやコンビニに並んでいる加工食品も同じです。
 
それだけではありません。
血糖値が上がるとそれ以上は食べないように満腹感が出てきます。
ところが、化学調味料だとホメオスタシスが壊れてしまい、満腹中枢に指令が出ません
 
ジャンクフードばかり食べていると、満腹中枢が麻痺して、ほんとうは十分お腹が満たされているのに、食べても食べても満足できなくなります
 
いまの日本人は食生活が欧米化してきて、健康にもおおむね悪いのです。
先日39歳の方が心筋梗塞で運ばれてきました。
冠状動脈いくつかが硬くなっていて、心臓だけをも見たら75歳の人のようでした。
 
年齢ではなく食生活で血管はボロボロになってしまいます。
かつては65歳から動脈硬化が起こると言われました。
今は30歳を過ぎると進行します。
まさしく食生活が影響しています。
 
食生活が変えられないのは、化学調味料の味に慣れてしまっているからかもしれません。
まずは外食を控えて、加工食品を減らすことからはじめましょう。
「老いるほど血管が強くなる健康法 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因の多くが脳梗塞です。
脳梗塞は、初期段階に数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現します。
これが隠れ脳梗塞と呼ばれるものです。
隠れ脳梗塞は早い人だと30代から表れ、40代を過ぎると急に増加すると言われています。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質が増えるといわれています。
また、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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