“脳のつながり”がいい人は、仕事もできるし見た目も若い

イメージ 1
“脳のつながり”がいい人は、仕事もできるし見た目も若い
 
“脳のつながり”がもたらしている恩恵は、老化防止だけではありません。
脳のつながりの良し悪しは、わたしたちの日々の活動にも非常に大きな影響を与えています。
 
たとえば、仕事などをしていて、「今日は頭が冴えているな」「今日は脳の回転が速いな」「今日は言葉がポンポン出てくるな」と感じることはありませんか。
そんなふうに感じられるのは、脳のつながりが良好である証拠です。
 
そもそも、脳のつながりがいいということは、脳回路ネットワークが俊敏に働いているということ。
何か解決しなくてはならない問題が生じたとき、ただちにネットワークを検索し、脳回路がパパッとつながることによって、最短時間で適切な答えを取り出すことができるのです。
「こういうときには、この回路とこの回路を使って、この対応をするのが最適だ」といった処理をスピーディに行うことができているんです。
 
 当然、こういう“頭が冴えた状態”をキープできれば、勉強はもちろん、仕事や作業もはかどるでしょう。
だから、普段から“つながりのいい脳”を維持している人は、たいへん問題解決能力に優れていて、仕事ができる人であることが多いのです。
 
 さらに、こういった脳のつながりのよさは、その人の“見た目”を若々しく輝かせることにもつながると考えています。
 
 そもそも人間の若々しいエネルギーは、脳の若さから生まれるもの。
脳のつながりがいいということは脳が若いということであり、つながりのいい脳をキープすることが、わたしたちの心身を若々しくキープすることへとつながっているのです。
 
また、脳は発生学的に見ると肌や髪と同じ外胚葉から発しているので、脳が若い人は肌や髪も若々しく保たれる傾向にあります。
なおかつ、脳が若いと、おしゃれをしたりスキンケアをしたりして自分を美しく見せることに積極的になるため、よりいっそう輝きを増すようにもなります。
 
 このように、若く見えるか老けて見えるかは、脳で差がつくものなのです。
中高年になると、だんだん「実際の歳より若々しく見える人」と「実際の歳よりも老けて見える人」に二極化してくるものですが、そうした差がつくのにも、脳のつながりを維持できているかどうかが影響しているのではないかと睨んでいます。
 
要するに、脳のつながりがいい人は、仕事もできるし、見た目も若々しいのです。
脳のつながりをよくしていけば、わたしたちは日々の生活でより自分を輝かせていくことができるでしょう。
 
仕事がうまくいくかいかないかも、若くいられるか老けてしまうかも、自分らしく生きられるか生きられないかも、幸せな人生を送れるか送れないかも、すべては脳のつながりで決まると言っても過言ではありません。
人間は、“脳のつながり”によってとても大きく差がつく生き物なのではないでしょうか。
 
脳回路ネットワークのつながりは、“脳の生命線”のようなものだと思っています。
人すなわち、脳を生かすも殺すも“つながり”次第。
どれだけ連絡アクセスをよくしていくかで、脳が本来の力を発揮できるかどうかが決まってくるのです。
 
ですから、ぜひともつながりのいい脳をつくって、人生に生かしていってください。
 
脳のつながりをよくすれば、停滞した毎日が変わっていきます。
もの忘れやうっかりミスが多い毎日も、頭が疲れて全然にやる気が起きない毎日も、空回りばかりして結果が出ない毎日も、脳の連絡アクセスをよくすれば、着実に変わっていくはずです。
 
だから、脳を変え、自分を変えて、これからの毎日を変えていきましょう。
つながりのいい脳をつくって、本来の自分の輝きを取り戻していこうではありませんか。
「脳の老化を99%遅らせる方法 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。
しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。
このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。
 
これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。
 
ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。
新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。
この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。
しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。
 
このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。
 
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12なのです。
 
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!