【ニューロビクス】あの手この手で“脳がイキイキとした状態”をつくっていこう
“自分がやりたいこと”の追求は、脳を成長させる栄養です。
ここでは、脳に栄養を注いでイキイキとした状態にするためのニューロビクスを挙げていくことにしましょう。
16.“やり残していることリスト”“やりたいことマップ”をつくる
「ずっとやりたいと思ってきたけれど、いまだにやれずにいること」や「時間があったらチャレンジしたいなと思っていたこと」はありませんか?たとえば、「ずっと野菜ソムリエの資格を取りたいと思っていた」とか、「いつか行きたいと思っていた世界遺産がある」とか、「キャビアをたらふく食べてみたい」とか……。
細かいことまで挙げれば、誰にもたいてい“やりたいこと”や“やり残していること”があるのではないでしょうか。
ぜひ、“やりたいことマップ”や“やり残したことリスト”作成してみてください。
リストやマップをつくってみると、頭の中が整理されて、「これ、意外にすぐ実現できそうだな」とか「実現に向けて計画をスタートしてみようか」という気持ちになってくるもの。
そして、こういう意欲が脳を刺激して、デフォルトモード・ネットワークの活性化につながっていくわけです。
リスト作成からスタートして、自分の中の“やりたいこと”を追い求める気持ちに火をつけていきましょう。
17.常に何かしらの“マイブーム”を持って、熱い気持ち追い求める
“マイブーム”を追い求める姿勢は、デフォルトモード・ネットワークの活性化につながります。
そもそも“マイブーム”とは、自分にとっての個人的ブーム。
他人にはくだらないことに見えるかもしれないけれど、自分にとってはものすごく重要なことです。
言わば“自分にしかわからない価値”を追い求めているわけであり、これによって“自分らしい価値を追求する回路(デフォルトモード・ネットワーク)”が刺激されやすくなるのです。
マイブームの対象は何でも構いません。
また、追う対象が変わっても構いません。
とにかく、熱い気持ちを失わず、常に何かしらのマイブームを追求していきましょう。
18. “いい道具”をそろえる
“やりたいこと”や“実現したいこと”のモチベーションを落とさないためには、いい道具をそろえたりお金をかけたりして「もうここから逃げられないようにする」のもひとつの手です。
いい道具をそろえればより使いたくなるでしょうし、習い事やスポーツクラブなども、高い入会金を払えば通い続けるようになるでしょう。
つまり、あの手この手を使って“やりたい道”のコースを突き進むように自分を駆り立てていくのです。
うまく自分の背中を押していきましょう。
19.自称“○○ソムリエ”になる
せっかく自分の可能性をとことん極めていくなら、「これにかけては誰にも負けないぞ」というレベルまで行きたいもの。
できれば“自称・○○評論家”“自称・○○ソムリエ”と名乗れるくらいになりたいところです。
たとえば、「自称・3色ボールペン評論家」とか「自称・缶コーヒーソムリエ」とか……。
マイブームと同様、ニッチな部分を開拓・追及していけば、もしかしたらその世界でのトップになれるかもしれません。
20. “同好の士”“ライバル”を持つ
もし、“自分が追求しているテーマ”と同じようなテーマを持つ人と知り合ったなら、ぜひともその人を大切にして、お互いに技術や知識を高め合っていくといいと思います。
こうした“同好の士”や“ライバル”の存在は、たいへん励みになりますし、脳の刺激にもなるのです。
デフォルトモード・ネットワークという回路を太くするには、“自分とのつながり”だけではなく、こういった“他人とのつながり”を大切にすることも成長の力となるのです。
21.対人頭脳ゲームで“つながる力”を養う
相手の出方を読みながら戦略を考え、さかんに駆け引きをする行動が脳の刺激となるのです。
また、こうしたゲームは社交的要素が高い趣味であり、積極的に人と交わろうという姿勢が脳にとってプラスに働くとされています。
22.昔好きだった懐かしい音楽をもう一度聴いてみる
若い頃によく聴いた音楽を街角などで耳にすると、ふと懐かしい気持ちになったり当時を思い出したりすることがあります。
昔懐かしい音楽には、脳の情動領域を刺激して、脳にしまわれた記憶を引き出す作用があるのです。
さらに、懐かしい音楽で当時の記憶の断片がよみがえってくると、デフォルトモード・ネットワークが刺激されて、“過去の自分”と“現在の自分”とを結びつける働きが高まります。
ときには、若い頃の自分の夢や情熱を思い出させたり、いまの自分を反省したりするきっかけになることもあるのです。
昔好きだった音楽に耳を澄ますのは、自分を取り戻すための立派なニューロビクスと言っていいでしょう。
※脳のつながりをよくする『ニュービクス』とは何か
『ニューロビクス』とは、アメリカの研究者がつくった造語。
「脳の老化を99%遅らせる方法 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
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