最高のパフォーマンスのためには、牛肉

イメージ 1

高のパフォーマンスのためには、牛肉
 
とんでもなく女性に足りていない鉄分ですが、やはり毎日の食事からとるしかありません。
鉄分を多く吸収できるものは、赤身の魚と牛肉です。
 
昔は「鉄分といえばひじき」といわれていしたが、最近、植物に含まれている鉄分の吸収率は肉に比べて低いことが分かりました。
意識して食べても、5%だけとかなり低いのです。
一方、動物性の鉄分の吸収率は、その4倍の約20%です。
 
しかもひじきは、昔は鉄鍋で調理していたので鉄分の値が高かったことが明らかになり、ひじき自体に含まれる鉄分自体はかなり低いことが分かっています。
ですので、やはりのおすすめなのが肉と魚。
動物の鉄分は「ヘム鉄」と呼ばれます。
 
特にいいのが「赤身」。
マグロやカツオは代表格です。
また、肉ならば牛肉です。
牛肉に含まれる鉄分の量は圧倒的で、鶏肉や豚肉よりも多いです。
鉄分はスタミナのもとですので、疲れにくい体になりたいなら、ぜひ食事に加えましょう
部位はやはり赤みが多い部分。
ロースやフィレがおすすめです。
 
ただし、「絶対、赤身じゃなきゃダメ」というわけではありません。
卵や貝、白身の魚にも鉄分は含まれています。
忙しくて料理をする時間がなければ、鰹節や煮干し(おやつやおつまみのピーナッツ小魚でも)、ツナ缶などでも十分OKです。
 
長生きしたいなら「動物からのタンパク質」
 
日本で100歳を超えている人たちは、1度の食事で食べるタンパク質の量が普通の人よりもかなり多いことが分かっています。
特に肉や魚からのタンパク質を多くとっており、全タンパク質中の60%近くです。
 
これは日本人の平均値(52~53%)よりも高いです。
また、魚介類、肉、大豆、卵を毎日2回以上食べている人が、100歳の人は5割以上います。
 
私たちの血液の中には「寿命予測マーカー」とされているアルブミンというタンパク質があります。
この値が低いほど病気や死亡率が高まるのですが、肉にはこれを高める力があります
肉を消化できる胃を持つ人は長生きするといわれますが、やはり適度に肉を食べることはとても大切です。
「「食事」を知っているだけで人生を大きく守れる より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
イタリアでは、ビーガンが人間にとって、著しく健康に良いという考えが普及した結果、動物性の食物をすべて取り除いた食事を子供たちに強要する傾向が見られるのです。
このブームが影響し、ここ最近では、乳幼児や2歳の子供たちが栄養失調で病院に運ばれ、時には、危篤状態に陥る事態などが発生。
幼少時に必要なプロテイン、ビタミンD、B12、カルシウム、オメガ3、鉄分などがビーガンには足りないという問題が危惧されているのです。
 
確かにお肉を食べなければ、ベジタリアンですが、ただそれだけでは、健康的なベジタリアンとは呼べません。
お肉には、私達の体が必要とする必須アミノ酸がバランスよく豊富に含まれています。
それに匹敵するほど効率よく必須アミノ酸を私達の体に提供できる野菜はありませんから、お肉を食べずに体を健康的に保つには、それなりの方法を知らなくてはなりません。
 
また、ビタミンB12を含む穀類、イモ類、野菜、果物、種実はありませんから、ビタミンB12の欠乏症に陥るベジタリアン/ビーガンが多いのが現状です。
動物性食品以外では、発酵食品、海苔に含まれているのみです。
ダイエットをしているなど食事の量が少ない人も、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
 
ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
現在60歳以上の2割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
 
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!