お風呂上りの、ゆるゆるストレッチ

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お風呂上りの、ゆるゆるストレッチ
 
血行がよくなっている入浴後は、ストレッチにもってこいです。
関節がやわらかくなっているので、可動域いっぱいまで伸ばせます。
 
日常生活の中だけでは、関節可動域が狭く、フルに使っていないので、放っておくとだんだん固くなってしまい、徐々に動く範囲が狭まってきます。
5分でもいいので、毎晩の習慣にすると、肩こりや腰痛が改善され、姿勢もよくなります。
とくに冷え性の人は、入浴後にストレッチをすると手足がポカポカして、寝つきがよくなります。
 
ここでは衰えやすい下半身のストレッチを紹介しますが、背筋も伸ばすので上半身にも効きます。
入浴後に腹式呼吸をしながらゆったりと背骨を伸ばすと、脊椎の骨髄でつくられる、毛細血管の原料となる血管幹細胞などが動員され、副交感神経も優位になって、毛細血管が増えやすくなります。
 
股関節のストレッチ
 
床に座って、両足の裏をくっつけて、つま先を両手で持つ。股関節が開くのを感じながら、背中が丸まらないように背筋を伸ばし、おなかから上体をゆっくりと前に倒す。
 
足腰のストレッチ
 
床に座り、両足を投げ出して広げる。左右交互に足のほうへゆっくり前屈。背筋を伸ばしたまま、おなかを太ももにつける感じで行う。つま先を自分のほうに起こすとより伸びる。
 
太もものストレッチ
 
床に両足を投げ出して座る。息を吐きながら、右足をゆっくり曲げて右の太もも前面の筋肉を伸ばす。反対の足も同様に。余裕があれば状態をゆっくり後ろに倒して負荷を強める。
 
★ストレッチのコツ
筋肉が伸びて気持ちいいところで止めて、ゆっくり呼吸をしながら10秒キープ。これを5~10回無理のない範囲で繰り返します。
 
朝風呂は自律神経の嵐に要注意
 
温泉に行くと、早起きしてひとっ風呂浴びに行く人は多いですが、実はこれかはかなり危険な行為です。
 
副交感神経優位の夜から、交感神経優位の朝に自律神経が切り替わる際は、心身のバランスが崩れがち。
そのため早朝5~7時頃は「自律神経の嵐」がくる時間帯といわれます。
 
この時間帯には毛細血管もダメージを受けやすく、不整脈心筋梗塞狭心症といった心臓病の発作や、アレルギー疾患などが起こりやすいという報告もあります。
温泉に限らず、朝風呂は7時以降、朝食を食べたあとに入ったほうが安全です。
 
入浴前後の注意点は?
 
入浴時には、たくさんの汗をかくので、お風呂の前後には500mlほどの水分補給をしてください。
お酒好きの人は、「風呂上りの一杯」といきたいところでしょうが、ビールは控えたほうが無難。
ビールには利尿作用があり、脱水になる可能性が高いのです。
上質のミネラルウォーターがおすすめです。
 
浴室の中と外の温度差にも要注意です。
体が冷えて毛細血管が縮まっているときに、いきなり熱いお湯につかると、心臓や脳血管系疾患の危険性が高まります。
心臓に遠いところからかけ湯をして入りましょう。
 
冬場は浴室や脱衣所が寒いと、広がっていた血管が急に収縮して血圧が上がってしまい、高血圧の人はとくに危険。
適温にして汗が引くまでバスローブなどを来て保温を。
夏場は風呂から上がるときんきんに冷房を効かせた部屋で涼む人も多いですが、血管に負担をかけるのでNG。
入浴後の体は冷やさないのが鉄則です。
「「毛細血管」は増やすが勝ち! より」

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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。
これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。
 
ビタミンB12について?
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