美肌のホルモン

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美肌のホルモン
美肌のホルモンを増やすイソフラボン
 
果物類ではリンゴ、野菜類ではブロッコリーに注目です。
 
リンゴにはポリフェノールをはじめとする多くのファイトケミカルが満載であると同時に、食物繊維、ビタミンCも豊富です。
リンゴを食べる時はよく洗って皮ごと食べてください。
ファイトケミカルは皮のすぐ下にたくさん含まれています。
 
ブロッコリーも負けません。
なんと200種類以上のファイトケミカルを含みます。
インスリンの働きを助けるクロム、鉄などのミネラル類や、ビタミンC、食物繊維も豊富です。
トマトもファイトケミカルを豊富に含んでいますが、ハーバード大学の研究ではトマトに抗がん作用があることも判明しています。
 
ちなみにアンチエイジングのための七つの「食のルール」を記しておきます。
 
1. 食事の回数は1日3回
2. 食間のリズムは規則正しく
3. 主食と主菜と副菜の割合を「3・1・2」という割合でとる
4. 野菜は1日に350グラム以上とる
5. 良質なタンパク質をとる
6. 果物をとる
7. 抗酸化力が強い食材をとる
 
食材は、男性ホルモン、女性ホルモンの「働き」を大きく左右します。
 
睡眠中に懸命に働く免疫力強化ホルモンであるメラトニンは、起きている時に働いているセロトニンからつくられますが、セロトニンの材料はトリプトファンです。
しかしトリプトファンは体内では生成できません。
そのため、トリプトファンを多く含む食材をとる必要があります。
 
トリプトファンを豊富に含む食材は、牛乳、大豆、納豆、ごま、くるみ、ピーナッツ、チーズなどです。
ちなみにバナナにも、メラトニン様物質(メラトニンに似た生理作用を持つ物質)が含まれています。
 
「美肌のホルモン」とも呼ばれる、エストロゲンという女性ホルモンにとっての最適な食材は、大豆、納豆、豆腐、豆乳、きなこ、味噌です
 
これらはエストロゲンにとって最適な物質であるイソフラボンを豊富に含みます。
 
エストロゲンは肌の艶や潤いを保ち、妊娠機能を保ち、コラーゲン(タンパク質の一種でゼラチンの主成分)を増やし、髪の潤いを保つ、そんな素晴らしい作用があります。
 
エストロゲンも加齢とともに減少しますから、若さをキープするためには大変重要な位置にあるホルモンと言えます。
 
掲載した食材はあくまでも一例ですが、仮にそれらすべてが苦手でも、運動や生活のリズムをきちんと整えることで、ホルモンの動きをある程度まで保つことも可能です。
「ホルモンを活かせば、一生老化しない より」
 
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。
健康寿命を延ばせるかどうかは、老化と上手くつき合っていけるかにかかっているのではないでしょうか。
 
根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
ビタミンB12、葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
ビタミンB12は水溶性と脂溶性という特徴を併せ持つため体の隅々にまでいきわたりさまざまな働きをします。
細胞の生成にとって重要な核酸(DNA)・たんぱく質の合成や末梢神経(手足)、 中枢神経(頭)、認知機能に関わりがあるため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
細胞が入れ替わることにより若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12について?
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