集中力をなくし怒りを招くホルモン
怒る行為もメソッドとして利用する
とくに中高年の皆さんは、人生も後半戦に突入したこれからをどう生きるかという自らの課題に照らしながら、いかにホルモンを活かした生活に変えるか、そんなことが頭の中でぐるぐると回っているのではないでしょうか。
中高年は男女ともに更年期という壁にぶつかります。
更年期は厄介です。
集中力がなくなり、イライラが増え、全般的にやる気が失せます。
何だかもういいやと気力が湧きません。
そもそも更年期は自律神経のバランスが崩れがちな時期ですが、神経伝達物質であるホルモンの勢いも下がってしまいます。
皆さん、絶対に忘れないでください。
この「下がる」という状況の中、下がったなりに、最大限利用することが、ホルモンを活かすということです。
必要以上に下げることなく、いかにホルモン分泌を「活かす」か。
アンチエイジングや健康をキープするためには、その一点への集中が大切です。
更年期なんてと真剣に考えない人もいるかとは思いますが、受け流していると老化に歯止めがかからなくなります。
逆にホルモンを「活かす」ために、できることから始めることによって、生理的な老化以上の老化を防ぐことができるようになるのです。
年をとると怒りっぽくなるとも言われるし、実際、世の中にはそういう方が少なからずいますが、これもホルモンが影響している可能性があります。
女性はエストロゲンが減ることで男性化し、男性はテストステロン(アンドロゲン)が減ることで意気消沈しがちですが、両者ともに、それまでの自分とは違う性質が出てくることでイラつき、怒りがちになるのです。
しかしながら、じつは怒るという行為自体にもアドレナリンを増やす因子があるのを、ご存知でしょうか?
怒る行為が全面的にダメなのではありません。
メソッドとして使えるわけです。
政治に対して怒る、経済に対して怒る、国際情勢に対して怒る、社会という大きな枠組みに対する怒りは人間として真っ当な感情ですから、むしろ怒りは自然です。
身近な人にそれをぶつけるのは感心しませんが、何かの機会に、例えば親しい仲間とのお茶の席だとか、酒席だとか、そういう無礼講の場で適度に怒り合うこと、適度に声を出すことは、アドレナリンを分泌するいい機会です。
「ホルモンを活かせば、一生老化しない より」
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この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
ビタミンB12は胃の内因子という糖たんばくと結合し吸収されますが、年齢とともに胃が小さくなったり胃の状態が悪くなったりして、内因子が
少なくなりビタミンB12の吸収が悪くなってしまうのです。
しかし、ビタミンB12は大量に摂ることで浸透圧の原理による押し込み効果によって胃の内因子と関係なく吸収されることが分かっています。
吸収率を高めるビタミンB12摂取量の目安は1000μg(マイクログラム)以上と考えられています。
さらに、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
胃の病気、ストレスなどでも不足します。
ビタミンB12について?
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