作業に「ノリ」がほしいときは

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作業に「ノリ」がほしいときは
 
動作に効果音(かけ声)を足すことで、
効果や効率が増していく
 
急なトラブル対応や無理やり押しつけられた仕事など、気乗りしない仕事をするとき、みなさんはどうしているでしょうか。
 
そんな場合に有効な方法は、「声を出しながら、目の前のことにあたる」ことです。
 
リヨン大学のラバヒらが行った実験で、被験者に「ジャンプ!」と言わせて垂直跳びをさせたところ、平均で6%高くなった、という結果が出ました。
 
声に出すことで自然とやる気が引き出され、本来持っている力を発揮しやすくなるのです。
 
たとえば空手や総合格闘技の選手がパンチやキックを出すときに「シュッ」と声を出しながらやっているのを見かけることもあると思います。
これもやはり、動作のイメージに合う擬音を声に出すことで技にキレが出て、早く強い技が出せるからです。
声に出すと、本当に早く強く打てるのです。
 
 日常でいえば、開かないふたを開けるときなど、力をぐっと入れる必要があるとき、声を出してみるのはいかがでしょうか。
 
 不思議なほど力が出てくると思います。
 
ただ、まわりに人がいる環境……たとえばオフィスの中でカタカタとパソコンを打っているときに「オシ!」「いける!」「よっしゃ!」などと声を出すわけにもいきませんね。
 
 そんなときにはどうすればいいのでしょうか?
 
 実は、声を実際に出す必要はないのです
 
 先ほど紹介した実験では、声を出すだけではなく、「ジャンプ!」と心で念じたり、「ジャンプ!」と言っている音声を聞いたり、また、「ジャンプ!」という単語を見せるだけでも効果があったそうです。
 
実際に声を出さずとも、心の中で「今日は調子が良いな……サクサク進む……サクサク進む……」などと念じながら行うだけでも効果があります。
 
ある種の暗示ともいえるこの方法ですが、効果はお墨付き。
 
ぜひ試してみてください。
「科学的に元気になる方法集めました より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12について?
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