色と心

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色と心
 
赤やオレンジのアイテムを身につける、
身の回りに置くとやる気がわいてくる
(ただし、赤は攻撃的に見える色なので注意)
 
勝負服、という言葉がありますが、人は見につけるアイテムによってモチベーションを高めることができます。
 
とくに「色」に関しての研究はさまざま進められており、色彩心理学では赤色やオレンジ色は元気が出る色として知られています。
 
今日はちょっと気合を入れたいなぁ、という日には、服や小物に取り入れて、目につくようにしてみるのが良いでしょう。
 
毎日スーツで出勤している方でも、ネクタイやハンカチ、携帯電話のケースなどに赤やオレンジを取り入れることはできます。
 
無論、持ち物だけではなく、景色などで赤やオレンジ色を見るのもOKです。
夕暮れ時のオレンジ色の空を美しいと感じて見惚れてしまうのは、そのような効果が大きいのだと思います。
 
ただ、一つ気をつけてほしいのは「赤色」を生活に取り入れるときです。
 
英国チチェスター大学のグリーンズらは、サッカーを使って色の研究をしました。
 
この実験はサッカーのペナルティキック(PK)を舞台にしたもので、ゴールキーパーは一人。
キーパーのユニフォームの色だけを何パターンかに変えて、被験者にどんどん蹴ってもらってゴールの確率を見る、というものでした。
 
この結果、キーパーが赤いユニフォームを着ているときの成功率が外の色に比べて明らかに低かった、ということが明らかになっています。
 
赤は自分が使う分にはモチベーションを高める武器になりますが、同時に「威圧的な色」「攻撃的な色」でもあります。
 
たとえば、停止信号や進入禁止の標識や、警告を促す文章でも赤色を見る機会が多いと思います。
また、スペインの闘牛で使われるマントが赤いのも、観客の興奮をあおるためだと言われているように、攻撃性の強い色なのです。
 
たとえば、自分の好きな人が赤を中心にしたコーディネイトをしていたら、その人は自分を照らす太陽のように見えるし、苦手意識のある人、また初対面の人が真っ赤なドレスやスーツを着ていたら、自分を呑み込まんとするマグマのように見えて萎縮してしまうわけです。
 
交渉などのシビアなビジネスの場で赤色を身につけている人がいたら、威圧してきている可能性もあるので、相手の術中にはまらないようにしたいですね。
 
そういう意味で、相手に害意を感じさせないという意味では、真っ赤というよりも、オレンジのような暖色がよさそうです。
「科学的に元気になる方法集めました より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12について?
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