食事で元気を出すには

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食事で元気を出すには
 
食事をするときは、
いつもの仲良しチームとだけではなく、
「これから仲良くなりたいなぁ」
思う人とワイワイと
 
人間に欠かすことのできない食事。
この食事の取り方にも、元気になる秘訣があります。
 
まず提案したいのが「ちょっと良いお店に行くこと」ことです。
 
たとえば、夜は目玉が飛び出すくらい高いレストランやお寿司屋さんでも、実はランチタイムは驚くほどリーズナブルにお店の味を体験することができます。
 
その際、「夜に食べたら○○円するものをこの値段で食べられるなんて……なんてお得なんだ!」と、そのコストパフォーマンスを心から喜んでみてください。
 
とても有名な実験で、「高価なワインです」と言われるだけで人は「美味しい!」と感じてしまう、というものがあります。
 
思い込みは、人間の味覚すら変えてしまう大きな力があります。
 
そして、もう一つ。
食事を楽しむときは、ぜひ一人だけではなく、複数人数で行くことをおすすめします。
 
アメリカの心理学者ラズランが提唱した「ランチョン・テクニック」というものがあります。
 
ランチョン・テクニックとは、人は食事をしているとき、説得や交渉を受け入れやすくなるというものですが、なぜ食事中は人の意見を受け入れやすくなるのでしょうか。
 
それは、美味しいものを食べながら話していると、気分が良くなるから、そのため、ついつい乗せられて、相手の話を受け入れてしまうというわけです。
 
政治家や経営者が仕事相手と会食をするのも、そうしたほうが話がまとまりやすいからなのでしょう。
 
特におすすめなのは、いつもの仲良しメンバーではなく、「この人と仲良くなりたいなぁ」と思っている人を誘ってみることです。
 
「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニン
ずいぶんと有名になりましたが、これは、対人コミュニケーションに非常に大事な役割を果たすと言われている脳内物質です。
 
セロトニンは、一時的な感情に左右されることなく、自分と他人との関係を見つめて、現実に何が必要かを前向きに考えることができるようにしてくれるという物質です。
 
このセロトニンを活性化させるには、できるだけ人と接触すること、そして、人と話すときに相手がどんなことを考えているのか、どういう感情なのかを考えながら話すことが大事なのです。
 
その点、勝手知ったる仲の良い人よりも、最近知り合った人であったり、職場でよく顔を合わせるけど、実はそんなにお互いのことを知らない人など、「この人のことを知りたいな!」と思う人と食事をすると良いのです。
 
すると、「いつもの顔」とは違う一面が見えて、人付き合いもより楽しくなってくるでしょう。
 
何より、せっかく良い店にいくのであれば、メニューの数をたくさんこなしたいですよね。
そのとき、人数が多いとシェアできます。
 
美味しい店は、わいわいと!とっても楽しいものですよ。
「科学的に元気になる方法集めました より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12について?
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