【習慣2】血管のデトックス

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【習慣2】血管のデトックス 
 
積極的に血管の栄養補給をしてあげて血管を強固にすることは、もちろん大事です。
 
しかし、これだけでは血管の栄養状態は不十分です。
 
なぜなら、カラダの中は、いまやカラダをむしばむ悪玉物質であふれかえっているからです。
 
どんなによいものを血管に与えても、それ以上に血管に悪いものがカラダの中にあれば、結果的になかなか血管は強化されていきません。
 
現代の食物は栄養不足であり、これらの食べ物には、多くの保存料などの化学物質が含まれていることが多いのです
 
カロリー過多、悪玉物質過多が、現代の食べ物なのです。
 
そして、これらの悪玉物質が体内のバランスを崩すのです。
 
同じことが、もちろん血管でも起こってきます。
 
そして、この破壊物質はもちろん血管も攻撃します。
 
悪玉物質=血管破壊物質なのです。
 
攻撃された血管は酸化しやすくなり、炎症が起こりやすくなり、そして疲れやすく、詰まりやすくなります。
 
ということは、これらの物質を体内に入れなければすむことですが、これらの悪玉、破壊物質をまったくとらないようにすることは現代社会で生きている以上、ほぼ無理と言っていいでしょう。
 
であれば、これら悪玉物質を排除しやすいカラダを、血管をつくっておけばよいということになります。
 
ここで出てくるのが、血管デトックスという概念です。
 
血管デトックスとは、血管にたまった悪玉物質を排除してあげようという考えです。
 
血管デトックスができれば、血管の老化スピードははるかに遅くなり、むしろ血管は若返り、柔らかくなっていくのです。
 
血管デトックスは大きく2つに分かれます。
血管によくない食べ物を避けるということ、もう1つはカラダのデトックス器官を効率よく働かせて、悪玉物質を体外に排除することです。
 
よいものを口にして、悪いものは口に入れない習慣を、ぜひ身につけましょう。
「強い血管をつくる5つの習慣 より」
 
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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。
これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。
 
血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。
アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。
たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。
動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。
 
各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
 
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。
 
ビタミンB12は水溶性と脂溶性という特徴を併せ持つため体の隅々にまでいきわたりさまざまな働きをします。
細胞の生成にとって重要な核酸(DNA)・たんぱく質の合成や末梢神経(手足)、 中枢神経(頭)、認知機能に関わりがあるため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
細胞が入れ替わることにより若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12について?
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