血管強化にトレーニングは必須

イメージ 1
血管強化にトレーニングは必須 
 
血管強化の上で、血管をトレーニングすることは必須と言えます。
 
血管をトレーニングできるの?
そうお思いの方も多いでしょうが、できるのです。
と言うより、やらなければいけません。
血管には刺激を与え続ける必要があります。
 
ただ、やり方は至ってシンプルです。
 
刺激の方法は、有酸素運動と筋トレ、それとストレッチの3つです。
 
では、なぜこうしてカラダを使うことが大事なのでしょうか?
 
しばらく運動をしていない人が急に運動するとカラダを痛める、けがをする、という話はよく聞きますね。
これは普段使っていない筋肉などを急に使ったために、筋肉が硬くなりパフォーマンスが低下し、運動に対応できなくなり、結果としてけがをしてしまうのです。
 
実は、このことは、そのまま血管にも当てはまります。
 
血管は刺激を与えず、サボっていると硬くなります。
ですから、血管には定期的に刺激を与えなければいけません。
 
運動を定期的にしない人の血管は急速に老化が進み、脆弱化して、詰まったり破れたりしやすくなってしまいます。
 
運動で血管に刺激を加えると、血管内皮細胞から血管拡張物質であるNOが放出されやすくなるとも言われています。
 
とくに、有酸素運動20分以上続けたときに、血液中のNOは大幅に増えてきます。
1回20分以上の運動を、できれば週3、4回を目安にして行うと血管強化には効果的です。
この運動をすることで、何もしていない状態と比べ、血中のNOの濃度は何と10倍も高くなるのです。
 
そして、有酸素運動と同じくらい大事なのが、筋トレとストレッチです。
 
筋トレをすることで、カラダの筋肉が増えます。
そうすると、筋肉に送る血液がたくさん必要になり、血管も発達していきます。
血管が発達し、血管を強化できれば、末梢の血行がよくなり体温が上昇。
 
それが免疫力増強につながります。
 
そしてストレッチの効果です。
ストレッチをしているときに、筋肉を伸ばしている感覚はあると思います。
でも、そのとき、同時に血管もストレッチされています。
 
全身のストレッチ=血管のストレッチというわけです。
もちろんこのストレッチによりしっかりと血管に刺激が伝わりますので、血管は柔らかくなっていきます。
 
血管強化に欠かせない血管強化トレーニングを、ぜひ習慣としてください。
「強い血管をつくる5つの習慣 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12について?
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!