肩甲骨に秘密が……

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肩甲骨に秘密が……
 
姿勢を正しく保つことは、血管強化の上で非常に大事なことです。
 
しかし、現代は、背中の丸まっている猫背の人が非常に増えています。
これはデスクワークなど、長時間同じ姿勢を保つ仕事を続けていることに原因があります。
長時間同じ姿勢を続けるのは大変なため、楽な姿勢、ゆったりした姿勢をとりがちです。
 
すると背中が丸まってしまうのです。
このような姿勢の方に共通していることがあります。
それは、肩の筋肉、肩甲骨周りの筋肉が固まってしまっているということです。
そして背中が丸まるために、肩甲骨が外側に向いてしまっています。
両方の肩甲骨が離れてしまっているのです。
 
正しい姿勢を保つことで、体幹部の血流が増えるだけでなく、カラダのラインのシルエットも美しくなります。
そのためには、両方の肩甲骨を中央に寄せる必要があります。
肩甲骨を中央に寄せるトレーニングをするのです。
 
また、肩甲骨周りには褐色脂肪細胞という特殊な細胞が多いと言われています。
 
褐色脂肪細胞とは何でしょう?
 
実はこの細胞には、なんと脂肪を燃焼し熱を産生する働きがあるのです。
また、褐色脂肪細胞以外に、最近はベージュ細胞と呼ばれる褐色脂肪細胞様の細胞も見つかっています。
この細胞も、褐色脂肪細胞と同様に熱を産生、脂肪を燃焼し、体温を上げてくれる効果があります。
とくに、ベージュ細胞は運動や寒冷刺激で活性化することがわかっています。
褐色脂肪細胞とベージュ細胞を活性化させるためにも、ぜひ肩甲骨の運動に取り組んでください。
 
肩甲骨のトレーニングは肩甲骨周りの筋肉を柔らかくすることで、姿勢の維持、脂肪の燃焼、体温の上昇など、血管、血行の改善に向けてさまざまなよい影響があります。
 
では、肩甲骨トレーニングのご紹介です。
 
基本トレーニン
 
1.背筋を伸ばし、椅子に座ります。
2.両肩を後ろにずらし、肩甲骨を背中の中央にぐーっと10秒間寄せてください。
 
応用トレーニン
 
1.両手を真上に上げ、両手のひらを合わせながら、手をピーンと伸ばします。
腕に耳がくっつく感じです。
2.肩甲骨を中央に寄せながら、両肘を下に下ろします。
 
応用トレーニン2
 
1.両手を前に大きく伸ばします。
2.両手を手首のところでクロスさせます。
3.肩と腕全体をぐるぐる回します。
 
今回ご紹介した3パターン、どれも10回繰り返してください。
それでも1分でできますよ。
 
肩甲骨トレーニングで美しい血管と美しいシルエット、両方をいっぺんに手に入れてしまいましょう!
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「強い血管をつくる5つの習慣 より」
 
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12について?
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