簡単! 呼吸法で血管ストレスをとる

イメージ 1
簡単! 呼吸法で血管ストレスをとる
 
ここでは、呼吸の仕方で血管ストレスを取り除く方法をご紹介します。
 
意識するのは式呼吸です。
 
腹式呼吸は横隔膜を大きく動かす呼吸です。
この動きによって副交感神経が活発化し、カラダはリラックスモードに入ります。
 
血管のストレスを取る上で大事なことは、血管の緊張状態を避けること、そのためには心身の緊張状態を続けないことです。
 
そのためにはカラダをリラックスさせる神経、副交感神経を活性化しなければいけません。
 
通常、この神経は意識的に活性化することはできません。
でも、唯一、呼吸法によってのみ、それが可能になるのです。
 
やり方は至って簡単ですが、大事なことはゆったりとゆっくりと行なうこと。
とくに、息を吐くことに意識を向ける。
息を吐く時間を意識的に長くとること。
呼吸は、吸うときに交感神経という緊張の神経が活発化し、息を吐くときに副交感神経というリラックスの神経が活発化します。
 
だからこそ、息を吐く、呼息に意識を向けていただきたいのです。
 
しかも、呼息の時間をより長くとれると、より副交感神経は活性化します。
 
イメージとしては、8秒かけて息を吐き、3秒で吸い込む。
 
息をできるだけ吐き切ること。
すると呼息の際は、息を吐ききった反射で空気は肺に吸い込まれます。
この呼吸に慣れてきたら、徐々に呼息の時間を増やし、15秒から20秒かけて呼息を行なえるようになれば非常にいいですね。
 
そして、この呼吸法でもうひとつ大事なことは、鼻から吸って呼吸することです。
 
鼻は自然のフィルターです。
鼻から呼吸することで、空気中の雑菌が体内に入り込むのを防いでくれます。
 
しかし、鼻呼吸の効果はこれだけではありません。
 
実は鼻の奥にはとても多くのNOがあると言われています。
NOは血管拡張物質であり、血管強化には欠かせないものです。
鼻呼吸でNOを肺にたくさん取り入れることで、肺の毛細血管が拡張、効率的に酸素が取り込まれるようになります。
 
この呼吸法を血管トレーニングの最中に取り入れるのも効果的ですが、とくに血管ストレッチの際に行なうのが一番いいでしょう。
 
意識的に行なえる血管ストレスコントロール法、ぜひ行なってみてください。
 
血管ストレスを取る呼吸法とは腹式呼吸で、8秒で吐いて3秒で吸う。
そして、鼻から空気を吸い込むことです。
「強い血管をつくる5つの習慣 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。
これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。
 
血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。
アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。
たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。
動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。
 
各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
 
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。
 
ビタミンB12は水溶性と脂溶性という特徴を併せ持つため体の隅々にまでいきわたりさまざまな働きをします。
細胞の生成にとって重要な核酸(DNA)・たんぱく質の合成や末梢神経(手足)、 中枢神経(頭)、認知機能に関わりがあるため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
細胞が入れ替わることにより若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12について?
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!