血管が健康であれば、「脳力」「免疫力」もアップ

イメージ 1
血管が健康であれば、「脳力」「免疫力」もアップ
 
全身に栄養を送る血管を健康に保つ 
 
 副腎をいたわり、血管強化を行って、潜病から抜け出せれば、それは健康な血管を保つことにつながります。
その結果、心筋梗塞などによる突然死の予防だけでなく、さまざまな健康効果を得られるでしょう。
 
血管は全身の臓器や器官をつないで、橋渡し役となり、全身をコントロールしています。
たとえば、食事をすると、胃腸に血液を集めてその働きを促進させ、消化活動がスムーズに行えるようにします。
血管がうまくバランスを取るからこそ、全身の臓器が協力しあい、体の機能を維持できるのです。
 
また、血管はすべての器官へ栄養を送る役目も持っています。
その血管に障害があったら栄養がスムーズに運ばれなくなりますし、汚れていれば汚れの混じった栄養分が全身へ運ばれることになります。
すると、全身の栄養状態が低下して、あらゆる臓器の機能が弱ります。
それが病気の種となっていくのです。
 
ということは、血管をきれいに、健康に保てれば、全身の機能も正常に働き、病気も防げるということ。
まさに、血管は健康を支える基盤と言えます。
 
血管が健康であれば、「脳力」「免疫力」もアップ
 
は、血管が元気になると体にはどんな変化が現れるのでしょうか。
たとえば、次のような効果が期待できます。
 
●脳の働きがよくなる
血管によって運ばれる栄養や酸素がなければ、脳はうまく働きません。血管を健康に保つことは、脳の力を最大限に発揮するために必要不可欠です。その証拠に、副腎疲労になって血管が傷つくと、ブレイン・フォグ(脳に霧がかかったようになり、頭が働かなくなる状態)の症状が現れ、脳の働きが悪くなります。
副腎疲労を改善して、血管が正常に働けば、脳の機能も高まり、仕事の効率や成績にもよい影響を与えるはずです。
 
●病気になりにくくなる
血管が健康になれば、全身の血流がスムーズになり、内臓だけではなく、全身の細胞が元気に働くようになります。そのため、免疫力を司る腸はもちろん、免疫細胞も活性化し、免疫力が高まる。風邪のほか、さまざまな病気にかかりづらくなるのです。
 
●やせやすくなる
血流がスムーズになれば、新陳代謝も活発になります。代謝が上がればエネルギーが効率よく消費されるため、太りにくく、やせやすくなります。
 
●疲れが取れる
体に溜まった疲労物質は血流によって運ばれ、排出されます。そのため、血管の働きが悪くて血流が低下すれば疲れやすくなり、血管が健康で血流がよければ疲れは取れやすくなります。また、血行がよいと細胞に十分な栄養が運ばれるため、効率よくエネルギーをつくれるようになり、疲れにくくなります。
 
●肌がきれいになる
血行がよくなれば肌の血色がよくなるだけでなく、体に溜まった毒素の排出も促進されて、肌の新陳代謝も活発になります。肌がきれいになると、見た目年齢もぐっと若返るでしょう。
 
自分が潜病だと感じていない人も、副腎をいたわる生活や血管を強化する生活を始めたら、体の調子がよくなり、そこではじめて潜病だったと気付く人も多くいます。
ストレスの多い現代社会のなかで、忙しく働いている人なら潜病であっても何も不思議ではありません。
「強い血管をつくれば健康になる! より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。
そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。
このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
 
ビタミンB1やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12について?
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!