ストレスを軽くし、集中力を高める瞑想

イメージ 1
ストレスを軽くし、集中力を高める瞑想
 
忙しい成功者ほど、なぜ瞑想を取り入れるのか
 
 瞑想というと「修行」のような敷居の高い印象や、スピリチュアルなあやしいイメージを持っていませんか?
けれども、瞑想はそんなに難しいものではありません、あやしいものではありません。
 
その証拠に、今、瞑想は世界中で注目されていて、マイクロソフトの創業者で現会長のビル・ゲイツ氏、アメリカの政治家ヒラリー・クリントン氏、メジャー・リーガーのイチロー選手、実業家の稲盛和夫氏など、世界中の有名な企業家、政治家、スポーツ選手などが瞑想を実践していると言われています。
 
また、一流IT企業が集まるシリコンバレーでも瞑想がブームとなっていて、グーグルやインテルなど大企業が正式な社内プログラムとして採用しているそうです。
 
瞑想は、ストレスを軽減させる
 
瞑想がこんなにも世界中の成功者をひきつけるのは、それだけ価値や効果があるからでしょう。
 
瞑想には、交感神経を鎮めて副交感神経の働きを促進させ、ストレスを軽くしたり、心身をリラックスさせたりする効果があることがわかっています。
そのため、考え方もポジティブに変化します。
 
また、瞑想は体にもよい影響があり、脳の働きが活性化されて記憶力や集中力が高まったり、細胞の炎症や老化を抑えたりする働きもあると言われています。
 
こういった瞑想の効果についてはハーバード大学ワシントン大学ウィスコンシン大学等の研究チームなど、さまざまな大学やチームで研究が行われていて、ストレスに対する効果が発表されています。
最近では、ハーバード大学医学大学院で、精神科医ジョン・デニンジャー氏を中心としたグループが、被験者210人を対象として、ヨガや瞑想の効果を調べる研究を実施。
5年間にわたり慢性的にストレスにさらされている人の遺伝子や脳がヨガや瞑想によってどのように変化するかを調べたところ、ストレスや炎症反応にかかわる遺伝子の発現が減少するという結果が発表されました。
瞑想が精神面だけではなく、体にも影響を与えることが証明され始めています。
 
仕事の前や休憩中などに瞑想を行っていますが、頭のなかがスッキリして、瞑想を習慣にする前より、集中力がアップしました。
また、忙しくてイライラするということも少なくなったように思えます。
 
クリニックに来る患者さんで家族の介護で疲れている方、仕事で忙しくストレスの多い方などにも、瞑想をすすめています。
「イライラすることが少なくなった」「仕事中に時々感じていた動悸がなくなった」などの感想をいただいています。
 
瞑想は、脳を休息させる
 
でも、いざ瞑想をはじめたいと思っても、どうしていいかわからないという人がほとんどだと思います。
自分にできるか不安に思う人もいるでしょう。
けれども、やり方はそれほど難しいものではありません。
 
瞑想の目的は、仕事の締め切りのこと、取引先から押し付けられた難題など、頭のなかに渦巻く「思考の洪水」をいったん止めて脳を休ませることです。
 
だからと言って、「頭を空っぽにする」「宇宙を感じる」なんて必要はありません。
そういう瞑想のやり方もありますが、それは少し高度で、うまくできる人は数少ないでしょう。
 
ではどうするかというと、意識を別のところへ集中させて、いろいろなことを考えないようにします。
 
ある有名な政治家は、井戸の上に座っている自分を思い浮かべ、息を吸うときに井戸の空気をすべて自分の体にとりこみ、吐くときには、その空気をすべて井戸へ押しもどすようなイメージで瞑想を行っていたそうです。
このように意識を1ヵ所に集中させて、次から次へとあふれ出てくる思考を止めて脳を休息させます。
 
まずは、気軽な気持ちで一度行ってみてください。
「強い血管をつくれば健康になる! より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
物忘れを感じるようになるのは、脳機能低下のあらわれ
物忘れとは、脳は、体の機能全般をコントロールしている司令塔ですが、加齢とともにその働きは衰え物忘れの症状が出てきます。
脳血管の動脈硬化を放っておくと、血液循環が悪くなって脳細胞の動きが低下し、記憶力や思考力などが鈍り物忘れがはじまります。
40歳を越えた頃から「ど忘れや物忘れが激しくなった」「人の名前がなかなか思い出せなくなった」などと物忘れを感じるようになるのは、脳機能低下のあらわれです。
 
物忘れに関して脳の機能を活性化する重要な栄養素がビタミンB12です。
脳の神経細胞は約140億個といわれ、25歳を過ぎると1日に10~20万個ずつ死滅していきます。
死滅した神経細胞2度と再生されず物忘れもひどくなります。
しかし、死滅した神経細胞は元に戻らなくとも、神経の通り、すなわちネットワークをよくすれば、低下した機能を補い、さらには高めることができ物忘れも改善されます。
物忘れに関する神経伝達物質の中で記憶と学習にかかわっているのはアセチルコリンで、このアセチルコリンはコリンと酵素を原料にしてつくられています。
ビタミンB12は、アセチルコリンを活性化して神経伝達をスムーズに行う働きをもっています。
また、アルツハイマー認知症の患者の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12について?
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!