効果的に善玉ホルモンを増やす食材

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効果的に善玉ホルモンを増やす食材 
 
「豆腐・海草」が善玉ホルモンを増やす
 
善玉ホルモンのアディポネクチンを増やすには内臓脂肪を減らす運動が大切ですが、加えて、その分泌を促す栄養素を摂るのも効果的です。
 
そのひとつが大豆に含まれるたんぱく質
そこに含まれるβ‐コングリシニンという成分が、脂肪細胞が持つアディポネクチンの分泌量を増やす働きがあると考えられています。
実際、大豆製品を食べると血中のアディポネクチンの量が増えるという研究報告があります。
 
大豆製品のなかでもとくにβ‐コングリシニンが多いのは豆腐。
カロリーも少なくヘルシーですから、ぜひ積極的に食べてください。
 
大豆たんぱく質のほかに、アディポネクチンを増やす作用があるのがマグネシウム
そのメカニズムはまだはっきりと解明されていませんが、マグネシウムを多く摂取している人は、血中のアディポネクチンの量が多いということがわかっています。
 
マグネシウムを多く含む食べ物は、ワカメやヒジキといった海草やゴマなどです。
豆腐とワカメの味噌汁、豆腐と海草のサラダなど、豆腐と組み合わせて食べると最強の血管強化メニューとなります。
 
「アディポネクチン」の働きを助ける、「トマト」
 
「アディポネクチン」を増やす作用はありませんが、アディポネクチンの働きを助けるのがトマト。
トマトに含まれる「オスモチン」というファイトケミカルには、アディポネクチンと似た作用があることがわかっているのです。
トマトよりも含有量が少ないですが、ピーマンやキウイにも含まれています。
 
オスモチンは硬い細胞膜のなかに含まれているので、加熱したり、細かく刻んだりして食べたほうが、吸収がよくなります。
トマトジュースを飲むのも効果的です。
「強い血管をつくれば健康になる! より」
 
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。
そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。
このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
ビタミンB1やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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