「NO」を増やす、「緊張・脱力エクササイズ」

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「NO」を増やす、「緊張・脱力エクササイズ」 
 
血管内にNO(一酸化窒素には、血管を拡張させる作用があります)増やす効果がある、血管に刺激を与える運動を紹介します。
それが、緊張・脱力エクササイズです。
 
筋肉に力を入れると筋肉は緊張して収縮し、そこを通る血管を圧迫します。
つまり、血管が強く刺激されるわけです。
すると脱力したと同時に、内皮細胞からはたくさんのNOが分泌されて血管が拡張します。
これを繰り返せば、血管のストレッチになり、柔軟性が高まるのです。
 
たとえば、肩の上げ下げ運動。
 
肩を思い切りあげて、10秒キープします。
その後、息を吐きながら力を抜いて肩を落とします。
これを数回繰り返すだけでOK。
徐々に体がポカポカと温かくなるのが実感できるはずです。
 
そのほか、タオルを使った運動や横になって行う緊張・脱力エクササイズもあります。
 
自分のやりやすいものから試してやってみてください。
ただし、交感神経を刺激する運動なので、夜、寝る前に行うのは控えましょう。
 
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「強い血管をつくれば健康になる! より」
 
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。
そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。
このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
ビタミンB1やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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