ストレスが多い人は、ビタミンCの減りが早い

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ストレスが多い人は、ビタミンCの減りが早い 
 
ただ、ビタミンCは、食事だけで十分な量を補うのが難しいかもしれません。
というのも、ストレスが多い人はビタミンCが、常に欠乏している状態だからです。
 
それはなぜかというと、ストレスを受けて抗ストレスホルモンが分泌されると、その分ビタミンCも消費されるからです。
これはビタミンCが副腎に働きかけて抗ストレスホルモンをつくり出している。
そのため、ストレスが多ければ多いほど、ビタミンCが副腎で大量に消費され、不足してしまうのです。
 
ストレスが多い生活を送っている人は、ビタミンCもたくさん補給する必要があります。
食事だけでなく、サプリメントを利用してみてください。
サプリメントの選び方は、原料と含有量をチェックしてください。
天然のビタミンCは、アセロラ果汁などが原料になっています。
 
また、ビタミンCサプリメントを摂るときは、表示されている量よりも少し多めに(12000mgを目安に)摂りましょう。
 
天然のビタミンCであれば取り過ぎてもあまり問題ありませんし、ビタミンCは水溶性なので、体内で使われなかった分は尿として排出されるので安心して飲んでみてください。
 
「緑茶」と「そば」で、血管が若返る!?
 
ビタミンエース以外にも抗酸化力の強い成分があります。
それがポリフェノールです。
 
ポリフェノールは、動物は持っていない植物特有の成分。
5000種類以上もあると言われていて、緑黄色野菜や果物など、さまざまなものに含まれています。
 
ここでは、普段の生活のなかで摂取しやすいポリフェノールを紹介します。
 
カテキン(緑茶)
 
トクホ製品にも配合され、すっかりおなじみになったカテキンポリフェノールの一種。
お茶の苦み成分で、なかでも緑茶に多く含まれています。
抗酸化作用のほか、体脂肪を減少させる作用もあると言われています。
 
●ルチン(そば)
 
そばにもルチンというポリフェノールの一種が含まれていて、抗酸化作用のほかに、血管を拡張する効果や、血圧や血糖値を改善する効果などがあると言われています。
また、抗酸化力の強いビタミンCの吸収を助ける働きもあり、そばは血管強化に最適の食べ物です。
 
ルチンは、そばの実の殻に近い部分に多く含まれるので、実の中心からとれる白い粉が原料の「更科そば」よりも、実の外側からとれたそば粉を使う「田舎そば」のほうがルチンを多く摂取できます。
「強い血管をつくれば健康になる! より」
 
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動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。
そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。
このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
 
ビタミンB1やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12について?
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