単純作業が脳を休ませる

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単純作業が脳を休ませる 
 
マインドフルネスが必要な背景として、現代社会が多くの情報が入り乱れ、それに対処するために気付かぬうちに「マルチタスク」をしている人が多いからでしょう。
 
たえずスマホやパソコンから情報が入り、仕事でも常にいくつもの案件を頭に置いて仕事をしなければなりません。
 
けれども人間は、同時に2つ以上のことを決断することはできないのです。
 
意思決定に関わる脳の部位は、前頭葉
 
マルチタスクをしている人は、ここに絶えず新しい情報を送り込んでは、判断や決断を連続的にやらせているわけです。
 
当然、前頭葉には持続時間も容量にも限りがあります
 
そうすると、だんだんとストレスがたまり、判断力も決定力も集中力も、どんどん落ちていってしまうでしょう
 
こうした前頭葉の使い過ぎは、確実に脳疲労の原因になるのです。
 
また最悪、疲労が進めば、ひどい副腎疲労で、うつと同じの徴候が表れることになってしまいます。
 
脳を疲れさせないためには、意図的に「シングルタスク」の時間をつくりましょう。
 
オフィスで簡単なのは、気分転換に机の整理整頓をすること
 
また、あえてコピー取りのような雑務をやってみることもいいでしょう。
 
単純作業こそ、脳を休ませるチャンスになるのです。
 
※「過去の後悔」や「未来の不安」をひとまずは放っておき、「今」に集中してしまうのが「マインドフルネス」の考え方です。
マインドフルネスというと、グーグルなどの企業も取り入れた冥想のようなことをするトレーニングを想像する方も多いでしょう。
疲労の対策に生かすためのマインドフルネスであれば、とても簡単なことからでも実践できます。
「最高の疲労回復法 より」
 
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
 
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。
1だけではありません。
2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
したがっていっしょにとるのが効果的です。
 
脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
また、アルツハイマー認知症の患者の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。
 
ビタミンB12について?
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