牛乳や豆乳で疲れが取れる?

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牛乳や豆乳で疲れが取れる?
 
悪くはないが、炎症を起こす可能性もあり 
 
牛乳や豆乳というのも、一般的には「体にいい」とされる飲み物です。
 
ただ、牛乳には、育て方によって有害物質が入ることもあれば、アレルギーのもとになる「カゼイン」という物質や、リンも多く入っていたりします。
 
豆乳も日本人には少ないのですが、やはり腸で炎症を起こすアレルギーのもとになる物質が入っています。
 
もちろん、豆乳にもタンパク質などの栄養素が含まれています。
 
しかし「疲れ」という観点から見れば、“ホルモンタンク”を多く消費する飲み物である可能性も高く、どうしても疲労回復の妨げにはなりがちなのです。
 
ですから一番いいのは、現在「第三のミルク」と呼ばれている「アーモンドミルク」でしょう。
 
文字通りこれはアーモンドでつくった豆乳のようなもの。
 
ですが、コレステロールゼロでカロリーが低いうえ、ビタミンEなどの抗酸化物質も多く含まれています
 
最近はスーパーでも売られるようになりましたので、試してみるといいかもしれません。
 
もちろん身体疲労に効く飲み物はあります。
 
その1つがハーブティーです。
 
カモミールティーやルイボスティー、またペパーミントティーなどは、カフェインもなく、心身をリラックスさせる効果があります。
コーヒーよりもずっと疲労を回復させるでしょう。
 
一方で、果物のジュースというのは、果物から食物繊維を取り除いて、糖分ばかりを凝縮させたようなもの。
 
飲んでから血糖が一気に上がりますので、基本的には疲れに逆効果です。
 
ただ純粋な野菜ジュースであれば、肝臓の解毒作用を高め、“ホルモンタンク”の疲労回復効果を助けてくれるので効果的です。
 
とくに青汁に使うケールやセロリ、パセリやビーツな加え、炎症を抑えるショウガが入っていれば疲れにはよく効きます。
 
むろん、それだけではかなり飲みにくいジュースになってしまうので、リンゴなりバナナを少しだけ入れれば、飲むことが苦にならないでしょう。
 
ジュースは通常のジューサーでなく、スロージューサーという機械を使えば、空気の混入が少なく、摩擦熱も発生しないので、食材が酸化しにくく、酵素も壊さずに摂取できます。
 
※抗ストレスホルモン(コルチゾール)は、「副腎」という器官から血管を通し、体中に運ばれていきます。
抗ストレスホルモンの貯蔵場所、ここでは“ホルモンタンク“と呼んでいる場所も、その副腎を指しています。
「最高の疲労回復法 より」
 
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ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
 
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
 
ビタミンB12は水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造を持っています。
脳はタンパク質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのためビタミンB12は血液脳関門を通過できるという特徴を持った貴重な栄養素なのです。
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
また、ビタミンB12は胃液からつくられる糖タンパクと結合して吸収されます。
この糖タンパクが内因子と呼ばれるものですが、胃の病気、胃粘膜に障害がある人は内因子がつくられず、ビタミンB12が吸収されなくなります。
しかし、ビタミンB12は大量に摂ることで浸透圧の原理による押し込み効果によって胃の内因子と関係なく吸収されることが分かっています。
吸収率を高めるビタミンB12摂取量の目安は1000μg(マイクログラム)以上と考えられています。
主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
 
ビタミンB12について?
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