「きのこ」は、食べれば食べるほど「腹が凹む」

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「きのこ」は、食べれば食べるほど「腹が凹む」 
 
食べれば食べるほどお腹が凹む――そんな夢の食材がきのこです。
きのこをおいしく食べるだけの「菌活」をすれば、ポッコリお腹がみるみる凹んでいきます。
「菌」は訓読みで「きのこ」。
つまり、きのこは菌をまるごと食べられる点が最大のメリット。
「菌活」とは、体によい働きをする菌をまるごと食べることなのです。
 
中年太りというイヤな言葉がありますが、そもそも、なぜ年をとるとお腹が出てしまうのでしょうか。
基礎代謝が低下するため、摂取した食べ物を十分に消費できなくなるから」
「成長ホルモンの分泌が少なくなるため、脂肪を燃焼する力が低下するから」
といったことが主な原因です。
いずれにせよ、年齢とともに太りやすい体に変化していくため、なんらかの対策が必要になります。
簡単なのは、きのこをおいしく食べるだけの「菌活」。
それだけで、太らない体に若返ることができます。
 
きのこ類全般は、1パック(平均100グラム)で約20キロカロリーと、超低カロリー。
カロリーを気にせず食べられるうれしい食品です。
これだけでもダイエット効果があります。
しかも、きのこは食物繊維が豊富。
きのこから摂取した食物繊維が腸にたっぷり入ると、腸内環境が一気によくなります。
食物繊維は直接便秘の改善・解消に役立ちますが、じつは便秘は悪玉菌の増えすぎも原因なのです。
そこで食物繊維が善玉菌や有用菌を増やすことで、腸をピカピカにします。
腸内で善玉菌が増えていくと、代謝が上がるためダイエット効果がアップします。
つまり、便秘の改善と代謝アップのダブル効果で、お腹のでっぱりが凹んでいくのです。
最近注目されているのが、きのこに特有の成分であるキノコキトサンです。
キノコキトサンは、脂肪の吸収を抑えて排出を促す働きがあります。
きのこ類の中でもエノキダケに多く含まれています。
エリンギ、マイタケにはビタミンB群が豊富。
ビタミンB群が十分にあると炭水化物、タンパク質、脂質の代謝がサポートされ、余分な脂肪を体にため込まないようになります。
ビタミンB群はダイエット効果と若返り効果をもたらすのです。
逆に、ビタミンB群が不足すると、太りやすい、疲れやすいといった、老化の症状が現れます。
きのこ類は、みそ汁として食べるのがおすすめです。
味噌には「こうじ菌」が含まれています。
きのこ類は種類ごとに持つ菌が違います。
複数の菌を混ぜて一緒に食べることで、「菌活」の効果はグンと高まります
シメジ、シイタケなど、さまざまな種類のきのこを味噌汁に入れて、ドンドン食べましょう。
食事の際は、最初に味噌汁を食べることをおすすめします。
味噌汁の水分でお腹が膨らみやすく、食べ始めてから早い段階で満腹感を得やすくなります。
しかも食物繊維が豊富なため、満腹感が持続しやすく、余計な食欲を抑えることができます。
口から取り入れた菌は腸内で3日程度で死んで便として出て行ってしまいます。
ですから、できれば毎日、少なくとも3日に1回は食べておきたい食材です。
「食べれば食べるほど若くなる法 より」
 
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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。
1だけではありません。
2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
したがっていっしょにとるのが効果的です。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12について?
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