豚肉のタマネギ炒めで「更年期太り」を防ぐ

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豚肉のタマネギ炒めで「更年期太り」を防ぐ 
 
「更年期太り」を防ぐ料理を紹介しましょう――それは「豚肉のタマネギ炒め」です。
更年期太りとは、更年期に特有の肥満のこと。
豚肉とタマネギは、更年期特有の肥満を撃退し、血液のダイエット、つまり、コレステロールを下げる黄金コンビなのです。
なぜ、更年期は太りやすくなるのでしょう?
その理由は、更年期になると、女性ホルモンが減ってしまうからです。
女性ホルモンには脂肪を分解する働きがあります。
そのため、女性ホルモンが減ると、体に脂肪がつきやすくなるのです。
更年期の症状には、イライラしたり、ストレスが強くなることがあります。
このストレスの解消法のひとつとして、無意識に食べすぎてしまうことがよくあるのです。
この2つの理由で、更年期は太りやすくなるのです。
 
豚肉のタマネギ炒めは、豚ロースとタマネギを炒めたシンプルな料理です。
更年期で食べすぎてしまう食材は、ご飯や麺類、果物やスイーツ類といった、「太る糖質」に集中しがちです。
しかも、イライラがあるために、食べる量や回数をうまく調節できなくなります。
糖質は体に必要な成分ですが、取りすぎてしまうと体の中で脂肪に変換され、お腹周りについてしまいます。
そこで、糖質を分解して燃焼させる効果の高いビタミンB1が豊富な豚肉を食べるのです。
ビタミンB1は疲労を回復する効果もあるので、疲れやすい更年期にピッタリ
ビタミンB1は、ヒレ、もしくはもも肉に豊富です。
バラ肉やひき肉は脂肪やコレステロールが多いので避けておきましょう。
豚肉に豊富なタンパク質は、食事で摂取したカロリーを体温として発散させる効果があります。
タマネギは、特有の刺激臭である「硫化アリル」が、ビタミンB1の効果を最大限に活かす働きをします。
しかも、タマネギには、ポリフェノールの一種であるケルセチンが豊富。
ケルセチンは血液をサラサラにする効果があります。
更年期は女性ホルモンのバランスが崩れています。
ホルモンバランスが崩れると、血液がドロドロになる「高コレステロール血症」になりやすいのです。
だから、ケルセチンをしっかり取り込んでおくことが必要なのです。
タマネギには、男性ホルモンを高める働きがあるという研究報告もあります。
「豚肉のタマネギ炒め」は、男性の更年期障害にもおすすめです。
 
「豚肉のタマネギ炒め」は、2人前で豚ロース薄切り約160グラム、タマネギ1.5個と、タマネギが多めのメニューです。
くし切りにして炒めたタマネギに、薄切りで食べやすい大きさにカットした豚肉を加えて、完全に火を通せば完成です。
しょうゆ、もしくは甘辛味でできあがりの超簡単料理。
タマネギは火を加えるとぺしゃんこになるので、豚肉の1.5倍ぐらい使いましょう。
「食べれば食べるほど若くなる法 より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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