鮭と春菊の「若返り鍋」で、さらに若くなる!

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鮭と春菊の「若返り鍋」で、さらに若くなる! 
 
冬は若返りに絶好のシーズン――なぜなら「石狩鍋」が食べられるからです。
石狩鍋とは、一言で表すなら「鮭と野菜の味噌鍋」です。
石狩鍋には、若返りに必要な材料が全部入っています。
まさに「若返り鍋」と呼ぶにふさわしい料理です。
特に、すばらしい食材は「鮭+春菊」の組み合わせです。
この組み合わせは、ビックリするほど肌と体型を若くする効果があります。
 
世の中には、何歳になっても若い人と、年々老け込んでいく人がいます。
いったい、その差はどうやって生まれるのでしょう?
何歳になっても若い人は、老化を促す活性酸素に対抗する「抗酸化力」が高いという共通点があります。
なぜ、抗酸化力が高いかといえば、日頃から「抗酸化力を高める食事」をしているからにほかなりません。
日常的に、抗酸化力の高い食事をとることで、老化にブレーキをかけて、ドンドン若返っているのです。
 老化の原因のひとつに、紫外線を浴びることによって生じる活性酸素の影響があります。
シワやシミができるのも、紫外線によって生じた活性酸素による弊害です。
 つまり、体にたまった活性酸素を減らす絶好のチャンスです。
若返りの栄養素がたっぷり入った石狩鍋をおいしく食べて、ぽかぽかに温まって、しかも若返る――。
考えただけで、なんだか、楽しくなりますよね。
 しかも、石狩鍋には野菜ときのこ類がたっぷり入っていますので、ダイエット効果も満点です。
 石狩鍋に入れる具の中でも、鮭は抗酸化力が抜群の食材
 秘密は、鮭に特有の「アスタキサンチン」という赤い色素にあります。
 アスタキサンチンはベータカロテンなどカロテノイドの一種です。
カロテノイドはもともと優れた抗酸化力を持つ成分。
最も抗酸化力が高いのがアスタキサンチンです。
 このアスタキサンチンを効率よくたっぷり食べることができるのが鮭。
 アスタキサンチンをたっぷり食べるコツは、身が赤い色の鮭を選ぶこと。
赤色が濃いものほどアスタキサンチンが豊富だからです。
 サーモンピンクよりも、オレンジや紅色の鮭を選びましょう。
 石狩鍋の主役は、鮭と春菊です。
春菊には、抗酸化物質であるベータカロテンが豊富に含まれています。
ベータカロテンも抗酸化作用の高い若返り成分です。
春菊はベータカロテンの多い食材の中でも、含まれる量はトップクラス。
しかも鉄が豊富です。
鉄は活性酸素を消去する酵素の材料になります。
これでシワやシミを撃退するのです。
鍋に一緒に入れる豆腐や味噌には、大豆サポニンが豊富。
大豆サポニンは、肉の食べすぎでできる老化物質・過酸化脂質を排除する若返り成分。
鍋に入れる野菜は、長ネギ、大根、ニンジン、しいたけなど好みの野菜・きのこ類を追加してください。
野菜・きのこ類は、加熱するとカサが減るため、たっぷり食べることができます。
野菜・きのこ類をたっぷり食べることで、若返りに欠かせないビタミン・ミネラル類、食物繊維などをしっかり取り込めるのです。
石狩鍋「若返りの極意」3つあります。
 
1つは、鮭と春菊で抗酸化力の高い食材の重ね食べをすることで体の「若返り力」が非常に強くなること。
2つめは、鉄が豊富なため、活性酸素を消す力がとても強いことです。
3つめが、追加する豆腐や野菜、きのこは徹底的に低カロリー。
ガッツリ食べても太らないダイエット鍋だということです。
 
もちろん若返りの効果を高めるコツは、鮭と春菊をたっぷり入れること。
4人前で鮭は4切れ(1切れ80グラム)以上、春菊は1束入れます。
石狩鍋は野菜や豆腐、きのこ類を入れて味噌味で仕上げます。
若返りパワーをさらに高めるコツは「仕上げにバターを大さじ1杯入れる」こと。
そもそもアスタキサンチンとベータカロテンは油に溶けて吸収率がアップする成分です。
この2つの成分を余すことなく取り入れるためにバターを加えるのです。
春菊は一般的な鍋よりかなり多めの量にしています。
といっても、バターを入れることで、春菊特有のクセがマイルドになっているため、食べやすいはずです。
さらにスープにコクがプラスされておいしさもアップします。
鮭と春菊は、食べれば食べるほど若くなっていきます
ほかの鍋料理をするときにも、ドンドン取り入れていきましょう。
「食べれば食べるほど若くなる法 より」
 
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。
また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12について?
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