白髪染めに頼らず、髪を黒くする「魔法の料理」

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白髪染めに頼らず、髪を黒くする「魔法の料理」 
 
白髪が気になり始めたら――印象をガラリと変える魅力的な料理があります。
「鶏肉のカシューナッツ炒め」です。
 白髪の悩みを一気に解決し、髪の若返りにピッタリなすごい料理です。
 
髪の色を決めるのはメラニン色素。
髪の黒さはメラニン色素の量と関係します。
ところが40歳をすぎると新陳代謝の衰えなどで、髪のメラニン色素がつくれなくなるため、白髪になるのです。
白髪には2パターンあります。
1つ目は、生え際。
これは髪の毛が生え変わる際に、髪をつくる毛母細胞からメラニン色素をつくれなくなるために、白髪になるパターン。
もう1つは、髪の毛の途中から白くなること。
これは髪が伸びる途中でメラニン色素が減少するために、白髪になるパターン。
この2つが起きるために、髪を染めていても白髪に悩むことが続いてしまいます。
肌には大敵のメラニン色素も、髪には大事な色なのです。
 
鶏肉のカシューナッツ炒めは、鶏肉とカシューナッツを炒めただけの簡単料理。
料理の主役はカシューナッツです。
カシューナッツには白髪対策にうってつけの栄養素が4つも含まれています。
これだけ揃っている食材はほかにありません。
 
まず、カシューナッツには亜鉛が豊富に含まれています。
亜鉛は髪をつくる毛母細胞の新陳代謝を高めるので、新しい黒髪をつくるのに欠かせない栄養素。
 
ビタミンB群の一種であるピオチンも多く含まれます。
ビオチンは不足すると白髪になってしまう大事なビタミン。
 
同時に銅がしっかり含まれています。
銅は髪に黒い色のメラニン色素をつくるのに欠かせません。
銅があることで髪に黒さを保ちやすくなります。
ですから、生え際の髪、伸びている髪の両方の黒色を維持するのに必要です。
 
加えてカシューナッツにはマグネシウムも豊富。
マグネシウムはビタミンB群と協力して糖質、脂質、タンパク質の代謝に働きます。
 
材料の鶏肉は動物性タンパク質で、髪をつくる材料になります。
鶏もも肉にはビタミンB群が含まれているので、カシューナッツと鶏肉を一緒に食べることで、若くて黒いきれいな髪が生えてくるのです。
 
鶏肉のカシューナッツ炒めは、2人前で、鶏もも肉2分の1枚(約140グラム)、カシューナッツ100グラム、長ネギ1本、ショウガ少々。
それぞれ一口大にし、油で炒めて塩で味を調えます。
このメニューの重要なポイントはカシューナッツです。
鶏肉の分量を増やしたり、ピーマンや唐辛子などを加えてアレンジしても構いませんが、カシューナッツだけは、必ず多めに食べるようにしましょう。
カシューナッツは単独でおつまみなどで食べても構いません。
一緒に食べるおつまみ、もしくは食事で肉や魚、卵などの動物性タンパク質を一緒に食べておくのが白髪予防に効果的です。
「食べれば食べるほど若くなる法 より」
 
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ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12について?
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