髪のパサつきを抑え、しっとりさせる「野菜」とは?
傷んだ髪をきれいに修復する――それには、モロヘイヤを食べるのが一番。
モロヘイヤには、髪の若返りに必要なビタミンがたっぷり含まれているからです。
髪も年齢にともなって生えてくる毛に若さがなくなります。
髪の老化が進むとパサつきも増えます。
しっとりとした若い髪と入れ替えていく必要があるのです。
髪がパサつく原因は3つあります。
1、長年のブラッシングとドライヤーの熱によるダメージ。
2、パーマやヘアカラーによるダメージ。
3、年齢による老化。
本来、髪はタンパク質が固くてしっかりしたものに変化できるもの。
しかし、3つの原因によって、髪の表面を包んでいるキューティクルがはがれやすくなります。
キューティクルとは髪の表面を包んで保護しているものです。
キューティクルがはがれると髪がパサつきます。
しかも、長年のパーマやヘアカラーでキューティクルがはぎ取られて元に戻らなくなってしまうのです。
年齢とともに新しくキューティクルをつくる力も衰えてきます。
キューティクルが傷むとパサつきが進行するのです。
そこでパサつきをしっとりさせ、なめらかで輝くような髪を取り戻すうえで強力な味方がモロヘイヤです。
モロヘイヤは、髪の若返りにとても重要なビタミンを豊富に持っています。
それはビタミンAとビタミンEです。
ビタミンAは髪の健康を力強く助けます。
今ある髪の修復はもちろん、キューティクルがしっかりあるきれいな髪を生み出す働きを持っているのです。
ビタミンEは毛細血管の血行をよくするので、髪をつくるもとになる細胞に栄養を十分与えます。
しかも、ビタミンEは髪の老化を打ち消す効果も持っています。
モロヘイヤのぬるぬる成分は髪のツヤのもとになります。
傷んだ髪にうるおいを与えます。
分量の目安は、2人前で1束です。
4等分程度にカットし、ゆでます。
食べ方は、お浸しにすると、ヌルヌル成分が多くなり、食べやすくなるのでおすすめです。
カラシしょうゆで味をつけて食べましょう。
モロヘイヤはもともと夏の野菜です。
しかし近頃、真冬以外はスーパーに並んでいるので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
★ご飯にかけるモロヘイヤ
モロヘイヤ 1束
めんつゆ、しゅうゆ、白だしなど(お好みで) 大さじ1程度
鰹節(お好みで)
モロヘイヤを茹で、ザルにあげ、冷水で一気に冷やします。
水気を切り、みじん切りに(茎の固い部分は除く)。
めんつゆ、しゅうゆ、白だしなど(お好みで)と刻んだモロヘイヤ、鰹節(お好みで)を混ぜ合わせご飯にかける。
「食べれば食べるほど若くなる法 より」
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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。
でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?
それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。
LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。
ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。
それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。
この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。
ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。
ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。
心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。
この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。
そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。
それはビタミンBです。
ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。
ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。
体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
ビタミンB12について?
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