30代でも早すぎない!「血管にいいこと」始めましょう!

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30代でも早すぎない!「血管にいいこと」始めましょう!
 
あなたが30代、40代なら、血管について考えたことも、まして血管の老化など想像できないかもしれません。
 
しかし、あなたが好きなものを好きなだけ食べ、体を動かすこともなく、タバコを吸っているとしたら、若くてもかなり「血管力」が低下しているでしょう。
血管の老化が始まり、動脈硬化はどんどん進行していきます。
だるいなど「未病」に心当たりがあれば、黄信号は点滅中です。
 
生活習慣を変えないまま50歳を過ぎるころには、モノを言わないはずの血管が主張を始めます。
“ささやき声”で気づけばいいですが突然、心筋梗塞狭心症脳卒中など大声で騒ぎ出すことも……。
突然死、重い後遺症など健康長寿とはほど遠い結果がその先に待っています
 
そうならないためにも、生活習慣を見直して「血管力」を高める生活を送ってほしいまです。
30代から血管にやさしい生活を送る
それが突然死を防ぐ階段への第一歩です。
たとえ50歳を過ぎていても遅すぎません。
70歳でも血管は若返ります。
気がついたいまがチャンスです。
 
「自覚症状のない動脈硬化」が突然死を引き起こす!
 
心筋梗塞は、心臓の筋肉(心筋)に酸素と栄養を送っている「冠動脈」にできた動脈硬化の“コブ(プラーク)”が傷つき、そこに生じる「血栓」によって血流が途絶えて発症します。
 
ところで「心筋梗塞」を発症するときプラークの大きさはどれくらいだと思いますか?
すでにプラークは大きくなっていると思われがちですが、実は、初期段階の小さいプラークのときにこそ起こりやすいのです。
 
1998年の厚生省(現厚労省)の調査では、心筋梗塞全体のうち86%は血管の内腔が0~75%狭くなっている状態で発症していました。
それより狭くなる(プラークが大きくなる)と血液が流れにくくなり「狭心症」を引き起こすと考えられます。
狭心症は症状が出やすく発見されやすいので、心筋梗塞になる前に治療を受けている可能性も高いのです。
 
ここで強調しておきたいことは、「自覚症状のない動脈硬化」が原因となって、急性心筋梗塞などの血管事故を突然発症するケースが多々あるのだということです。
 
動脈硬化や、その原因となる生活習慣病が、「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」と呼ばれる理由はここにあるのです。
「「血管を鍛える」と超健康になる! より
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
ビタミンB12、葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。
認知症の方に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
ビタミンB12について?
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