マイオカインを生み認知症も予防する簡単スクワットのやり方

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マイオカインを生み認知症も予防する簡単スクワットのやり方
 
簡単スクワットは、起立して膝の屈伸運動だけ。
つま先立ちは、棚の上の物を取る要領で立てばOK。
回数は朝、昼、晩と決める必要もなし。
可能な時に可能な回数を行えばよろしい。
 
予防医学の筋トレの目的は、オリンピック出場ではありません。
毎日の生活行動が苦労なく、スムーズに行えれば、それで目的達成です。
そのためには、「可能な運動を、可能な時間帯に、可能なかぎり多く」です。
簡単スクワットもつま先立ちも、いつもどこでも可能。
トレシャツもトレパンもトレーニングシューズも不要。
通勤途上でも帰宅途上でも、お買い物途上でも、実行と継続の心さえあれば、いつでもどこでも可能です。
 
この手軽さと実行と継続が、マイオカインを生み、認知症を予防するのです。
 
お尻の筋肉強化で若返る
 
簡単スクワット+つま先立ちの組み合わせの利点には、特別な、大きなおまけが付きます。
お尻の筋肉の強化です。
多くの人はお尻を誤解している。
ある場所が身体の下部であり、性的魅力に目をくらませます。
子宮保護のためもあるでしょうが、お尻の筋肉の本来の目的は、長く歩くため、速く歩くため、ピョイと飛び越えるためにあるのです。
幸か不幸か、お尻の筋肉は体内最大の筋肉でもあります。
この最大さが年を取ると、災いの元にもなる。
 
年を取ると若い頃ピンと張っていたお尻の筋肉が、重力の影響に負けて、垂れ下がる。
悔しいけれど、見事に垂れ下がります。
同時に長くも歩けなくなるし、速くも歩けなくなる。
今までピョイと飛び越えられた側溝にもつまずく。
「年だから仕方がない」と諦める前に、お尻の筋肉の衰えを知るべきです。
 
お尻の筋肉は大型で、体の下部に付いているから、重力の影響も受けやすく、垂れ下がりやすい。
おまけに日本人は、世界でも1、2を争う「座り時間の長い」国民です。
 筋肉は使わなければ必ず衰えます。
お尻の筋肉も例外でありません。
座り時間が長くなければ、衰え緊張度も減ります。
 そこに重力が加われば、お尻の筋肉は下方に引っ張られるように、垂れ下がります。
 
さらに我が国には、「柳腰」という美的表現がある。
欧米女性に比べると骨盤の幅も奥行きも短い。
つまりは骨盤も小さく、お尻の筋肉が小型で弱いのです。
 弱いお尻の筋肉に加齢や重力が加わります。
おまけに座る時間も長いときては、お尻が垂れ下がっても当然でしょう。
 事情はともあれ、お尻の垂れ下がりは老化のシンボルです。
アンチエイジング族には許されない大悲劇です。
 
この大悲劇を救うものこそ、マイオカインの生みの親の、簡単スクワット+つま先立ちの組み合わせです。
 やってみるとすぐに分かります。
簡単スクワットでもつま先立ちでも、太腿やふくらはぎ筋肉がピンと張る。
同時に、お尻の筋肉にも張りを感じます。
 この張りが、衰えかかるお尻の筋肉を救うのです。
 
マイオカイン増産には、嬉しいおまけが付く。
マイオカインで若返り、簡単スクワットで脳を含めて全身血液循環の改善、つま先立ちで歩行力向上とヒップアップ。
 名前忘れも消えるし、立って歩いてもカッコよくて、おまけに10歳は若返る。
まさにワンダフル、雪が降る。
 おまけのおまけで、認知症も防げるとなれば、「やらなきゃ損損」です。
 予防医学の基本は、「楽しさ、喜び」ですね。
「人の名前が出てこなくなったときに読む本 より」
 
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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。
たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。
LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。
 
でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?
それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。
LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。
ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。
それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。
 
この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。
ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。
ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。
心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。
この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。
そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。
 
それはビタミンBです。
ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。
ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。
体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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