ボケを予防する20の行動

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ボケを予防する20の行動
 
ボケを予防する方法はほかにもあります。
以下の20項目を心がけるだけで、ボケる脳になる可能性は格段に減ります。
なかには前述したことと重なるものもありますが、脳を活性化することが重要なので、あえて繰り返して挙げます。
 
1. 高血圧や糖尿病など生活習慣病に注意する
2. 睡眠障害に気をつけ午前零時前には就寝する
3. 1日の生活時間のサイクルを崩さない
4. 毎日スケジュールを守って生活する
5. 食事は腹八分目を限度とする
6. 毎日体重計に乗り健康への意識を高める
7. ビタミンCとEを摂取する
8. 酒は嗜む程度に留める
9. サンマ、イワシ、サバなどの青魚を食べる
10. 痩せ過ぎは低栄養になるため注意する
11. 利き手と逆の手で歯を磨く
12. 配偶者や周囲の人との交流を大切にする
13. 家事をすると同時に足腰と手先の運動をする
14. 下半身の筋力を維持する運動をする
15. 100歳まで生きることを前提に目標を持つ
16. 仕事以外にスポーツや趣味の時間を持つ
17. 実年齢より20歳若いと思い込んで生きる
18. 自分に合った独自の健康法を探す
19. 日々の行動を整理するために日記を書く
20. 朝日を眺め自然に回帰する機会を作る
 
以上の20項目を習慣にして過ごすだけで、元気な脳を保てるようになります。
毎日、20項目すべてをこなすのは難しいかもしれませんが、まずは少しずつ始めてみてください。
 
ただ、たくさんこなす人のほうが必ず長く元気でいられるので、ぜひ日々精進してください。
ボケる脳は成長する脳にどんどん変わっていきます。
 
年齢を20歳以上サバ読む効用
 
病気について語るときに、「気の持ちよう」という言葉がよく使われます。
しかしそれは病気だけでなく、年齢についても同じだと思います。
 
実際、実年齢は60歳でも40歳のつもりで行動していれば、自然に体を動かす機会が増えていき、本当に40歳であるかのような若々しさを手に入れることができるのです。
 
人間は必ずしも歳相応の行動をとらなければならないわけではありません。
「高齢者だからゆっくり歩かなければならない」などという決まりもないでしょう。
 
そうありたいと思う年齢の自分として行動すると、脳は本当にその年齢の状態になっていくからです。
 
ですから、20歳くらいはサバ読むくらいの気持ちでいるべきだと思います。
それが自分を奮い立たせる原動力にもなるからです。
 
ボケる脳を遠ざけて、成長する脳を手に入れるためには、実はこの点が非常に重要だと思っています。
50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
 
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脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。
しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。
このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。
これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。
 
ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。
新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。
この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。
しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。
 
このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。
 
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12なのです。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
 
ビタミンB12について?
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