冷蔵庫で記憶系脳番地を脳トレ

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冷蔵庫で記憶系脳番地を脳トレ
 
さて「冷蔵庫にあるものでカレーを作ってください」といわれたときに、「タマネギを買い足せば作れる」と答えられるでしょうか。
それとも「いま冷蔵庫に何があるか分からない」と答えてしまうでしょうか。
後者は脳トレのチャンスを逃しているといえます。
 
毎日入れ替わる冷蔵庫の中身を常に把握しておくことは、記憶系脳番地を使います。
そして、冷蔵庫にあるものを思い出しながら献立を考えると、記憶系脳番地をフル回転させることになるのです。
これは非常に効果的な脳トレといえるでしょう。
 
また、常に冷蔵庫の中身を把握するには、実際に目で見て覚える必要がありまず、その際には視覚系脳番地を刺激します。
 
さらにいうと、冷蔵庫の中身を常に把握しておくためには、冷蔵庫がぐちゃぐちゃでは不可能です。
綺麗に片づいていないと、何がいくつあるか分からなくなるから、常に冷蔵庫を整理する必要が生じます。
そして、この整理するという行為は、理解系脳番地を使うのです。
 
冷蔵庫まわりのこと一つをとっても、日々、脳は鍛えられていきます。
日常生活には脳を鍛える機会がいくらでもあるということの好例を、冷蔵庫に見ることができます。
 
整理が脳を鍛えるという点は、冷蔵庫に限ったことではありません。
実は何でもいいのです。
たとえば普段、会社でデスクワークをしている人は、少しの時間でもかまいません、机周りを綺麗にする時間を作ることを薦めます。
 
散らかしたものを元通りにするには記憶力が、さらに使い勝手を良くするためには創造力が必要です。
どのようなやり方で整理するか、方法は一人ひとり違います。
つまり、自分が選んだ方法で、主体的に、工夫して整理するのです。
ここでも自分で考えて行動することが、脳を刺激するためには欠かせません。
50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
 
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
ビタミンB12について?
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