女性は立ち食いそば屋に、男性はおしゃれなカフェに行く

イメージ 1
女性は立ち食いそば屋に、男性はおしゃれなカフェに行く
 
仕事、家事、介護、場合によっては子育て……女性の多くは40代から50代にかけて、人生のなかでも最も忙しい毎日を送ります。
たいていの女性は生き生きとしていますが、この年代の女性のなかには、記憶力の衰えを感じていると訴える人もいます。
 
そのような女性の脳を見ると、思考系脳番地がとても発達している一方、聴覚系や視覚系脳番地はほとんど使われていないことが多いようです。
日々、同じような雑務に追われ、聴覚や視覚が使われていないことが原因です。
 
自分の脳にとってプラスとなるような刺激を与えないと、脳は活性化しません。
すると、記憶力が衰えたように感じるのです。
それを解消するのは簡単で、脳を働かせる、ただそれだけでいいのです。
 
そこでまずやるべきことは、毎日、カフェに出かけ、考えごとをするのです。
20分程度でも結構です。
あるいはカルチャースクールに通う。
何かを学ぶ時間を設けることも大切です。
それが無理なら、派手な下着を身に着けるだけでも脳は刺激を受けます。
あるいは、森のなかで木に抱きつく、砂浜を裸足で歩く、ご飯をじっくり味わって食べる、その程度のことでも十分です。
 
毎日同じ仕事をしていても、仕事以外の時間を使って脳に刺激を与えることは可能です。
自分の感情を楽しませること、あるいは、これまで興味がなかったこと、苦手なことにチャレンジしてみるのもいいでしょう。
いままでとは違うことをする、ただそれだけで、感情系脳番地は大きな刺激を受けるのです。
 
そうそう、女性なら、駅の立ち食いそば屋で食事するのもお薦めです。
女性一人で立ち食いそば屋に行き、麺をすするのは、人の目が気になるかもしれません。
「一人では飲食店に入れない」という人もいるはずです。
しかし、そういう店にあえて入ってみることで、ちょっとした感動、興奮、ワクワク感、ドキドキ感を味わうことができます。
すると、感情系脳番地が刺激されるのです。
 
恥ずかしいという気持ちは、自分自身が知らず知らずのうちにかけている足枷です。
それを外して、新しい体験をしてみてください。
マンネリ傾向にある日常生活のなかで、非日常的な体験をすれば、脳は必ず元気になっていきます。
 
ちなみに男性なら、一人でおしゃれなカフェに行って、パフェを食べるのがいいでしょう。
一人でおしゃれなカフェに行くことに、少し恥ずかしさを感じる男性が多いでしょう。
ましてやパフェなど頼みづらいはず。
しかし、脳のために、あえてそれをやってもらいたい……脳には大きな刺激になるからです。
50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。
しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。
このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。
これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。
 
ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。
新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。
この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。
しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。
 
このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。
 
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12なのです。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
 
ビタミンB12について?
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!