睡眠時間が6時間以下の日が週3日以上ある
睡眠時間が6時間以下の日が週3日以上ある
睡眠時間が6時間以下という状態は、体だけでなく脳にとっても良いことではありません。
平均睡眠時間が6時間以下の人の約40パーセントは鬱病になるというデータもあります。
最低でも1日6時間、週に42時間の睡眠時間を確保しなければ、確実に死は早まります。
睡眠が不足した毎日を送っていると、脳が疲弊した状態となり、仕事のミスが増えるといわれています。
4時間睡眠の翌日はずっと睡魔との闘いで、5時間睡眠の翌日は午後に眠気が出やすいという、スタンフォード大学睡眠医学センターのウィリアム・デメント名誉教授らの報告があります。
また徹夜明けの日には、相手の表情から「幸せ」や「怒り」を読み取る脳力が低下するという、カリフォルニア大学バークレー校時代のエルス・ヴァン・デル・ヘルムらの報告もあります。
このように睡眠不足の状態に陥ると、昼間の覚醒度が低下します。
起きているあいだの神経細胞のアクティビティが下がるのです。
しかし、眠れば頭は覚醒する。
非常に単純な原理なのです。
とはいえ、たくさん寝れば良いというわけでもありません。
平均睡眠時間が9時間を超える人の約47パーセントは鬱病になる、というデータもあります。
つまり、規則正しい時間に適度な睡眠をとるのがベストだということです。
では、よい眠りをとるにはどうすればいいのでしょうか?
まず、日光を十分に浴びていないと、それが睡眠に影響します。
最近、眠りが浅いと感じたら、運動不足か日光を浴びていないことが原因になっているケースが大半です。
それからあまり眠れないというときは、スマートフォンをいじるのではなく、午後11時前、遅くとも午前零時までには寝床に入るようにしましょう。
寝床にさえ入れば、たとえすぐ寝つけなくても、体と心は休まります。
こうして6時間以上の睡眠を確保できるようになったら、人はかなり健康になります。
日中、眠気を感じている人こそ、早めの就寝を心がけるべきなのです。
以前、仕事が忙しくて、数時間しか眠れない日が続いたことがありました。
すると、体調は非常に悪くなりました。
しかし、仕事が落ち着くと、すぐにまた正常な睡眠を取り戻すことができました。
これは、子供の頃に規則正しい生活を送っていたからなのです。
どういうことでしょうか?
人は規則正しい生活を習慣づけていると、たとえ大人になって一時的に睡眠が乱れたとしても、すぐに元に戻すことができます。
逆に、ずっと不規則な生活をしてきた人は、一度睡眠が乱れると、正しい睡眠が取り戻せなくなります。
そうなると精神的な病気にかかる危険性も高まります。
だからこそ、親は子供に規則正しい生活をしつけてあげる必要があるのです。
「50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
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この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
ビタミンB12について?
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