鼻やのどの粘膜強化でウイルスに負けないからだがつくれる!

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【かぜ・インフルエンザ】
鼻やのどの粘膜強化でウイルスに負けないからだがつくれる!

◆体の免疫力を低下させる過労や栄養不足に注意◆
一般的には「かぜ」と呼ばれていますが、医学的には「かぜ症候群」といい、これは病名ではありません。
というのも、かぜの原因はいろいろあり、特定できないからです。
たいがいはウイルスによるものですが、ウイルスといっても確認されているものだけで200種類以上あり、まだ解明されていないものもたくさんあります。
また、細菌や化学物質などが原因のこともあります。

よって、かぜというのは、上気道が炎症を起こすことで発症する、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、せき、のどの痛み、痰、発熱、頭痛、寒気などのさまざまな症状のことを指しています。

それに対し、インフルエンザは、A型、B型など特定のウイルスによる感染症です。
インフルエンザは非常に感染力が強いのが特徴で、体内に入ると血管を通って全身にまわり、高熱が出ます。
腸に入って増殖すると、下痢などの消火器症状を起こすこともあります。
毎年、予防のためにワクチンが作られていますが、少しずつ変異しているので、予防注射だけで感染を抑えることはできません。

かぜもインフルエンザも、ウイルスが鼻やのどの粘膜について増殖することから発症します。
そのときに、健康体であれば粘膜から粘液を出してウイルスを排除できますが、過労や栄養不足で免疫力が低下していると、炎症を起こして鼻水やくしゃみなどが出て悪化していきます。
かぜは軽く見られがちですが、こじらせると肺炎を招くこともあるので注意が必要です。

かぜやインフルエンザの予防には、まず、鼻やのどの粘膜を良好にしておくこと、体の免疫力を強化しておくことが大事です。

◆栄養素バランスをととのえ、卵白やヨーグルトを適量とろう◆
ウイルスが鼻やのどの粘膜についても、発病する人としない人がいるのは、免疫力の違いです。
免疫力が強ければ、ウイルスがついても排除し、増殖を抑えることができます。
そのためには、良質のたんぱく質と、ビタミンやミネラルをバランスよくとることが大事です。
食事をぬいたり、栄養が偏った食生活を送っている人は、まず栄養バランスをととのえることから気を配りましょう。

鼻やのどの粘膜から分泌される粘膜にはリゾチームやラクトフェリンが含まれているため、ウイルスなどを排除し、増殖を抑制することができます。
リゾチームはタンパク質分解酵素で、卵白に含まれています。
かぜをひきそうなときに「卵酒」を飲む民間療法がありますが、これは理にかなっていることです。
ラクトフェリンたんぱく質の一種で、牛乳やヨーグルトに含まれています。
トクホ(特定保健用食品)のヨーグルトも市販されているので、利用するのもいいでしょう。

また、しょうが、まいたけもおすすめです。
しょうがには、抗酸化作用でかぜやインフルエンザを予防するショウガオールや、体を温めるジンゲロールが含まれています。
かぜの初期に、しょうが湯やしょうが茶をとると、回復を早めることができます。
まいたけには、NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化し、免疫力を高めるグルカン類が豊富で、かぜやインフルエンザを予防します。

加えて、帰宅直後に、うがいと手洗いを行うことで、ウイルスを体内に入れないようにします。
また、人ごみでは口呼吸ではなく、鼻呼吸を心がけることも大事です。
「病気にならない人の食べるクスリの本 より」

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ビタミンというと、一般的には、野菜などの植物性食品に多く含まれるというイメージが強いようです。
しかし、実は、動物性食品にしか含まれないビタミンもあります。
それがビタミンB12です。

ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているので胃を切除しているなどの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。

高齢で胃の粘膜が萎縮している人や膵臓に病気のある人も同様です。
また、透析を行っている人にも欠かせません。

糖尿病になると食べ物からビタミンB12の他、葉酸・ビタミンB6の吸収が阻害されるので栄養補助食品やビタミン剤などで補う必要があります。

その他にビタミンB12が必要な人は、肝臓機能維持強化、貧血、末梢神経の修復や中枢神経の脳にも関係することが知られており、記憶力や精神のバランスにも関与しています。

またスポーツをやる人にもビタミンB12は必要です。
筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が、正常に働くためには、ビタミン群の仲間が必要なのです。
筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがB1、神経伝達物質の生成に働くのがB6、そしてB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常には働いてくれません。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html