2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

時の流れを意識すると脳は成長

時の流れを意識すると脳は成長 脳を成長させるためには、未来に希望を持ち、新しいことに挑戦することが大切です。 ではその反対に、脳の成長を妨げるのは何でしょうか。 それが「食わず嫌い」の姿勢です。 「自分にはできそうにない」と判断してしまい、新…

定年後に激変する脳の使い方

定年後に激変する脳の使い方 シニア世代と呼ばれる年代になると、脳の老化を不安に感じ始める人が増えてきます。 そこでどのようなタイプの人がボケてしまうのか、具体的に解説していきたいと思います。 人の脳が衰える大きなきっかけになるのは、定年退職だ…

なぜ「キレる老人」が多いのか

なぜ「キレる老人」が多いのか 人は歳をとると、好奇心の欠如などから、普段は使わない脳番地がどんどん増えていきます。 すると突然、脳の機能が衰えていき、それと同時に物事に対する理解力が低下し、感情的にはイライラしやすくなる傾向にあります。 また…

挑戦は脳にとって最高の栄養素

挑戦は脳にとって最高の栄養素 脳をいつまでも成長させ、その機能を最大限に使うためには、一つの単純な必要条件があります。 それは、前向きな気持ちで生きること。 なぜなら前向きになると、脳のなかで使われずに眠っている潜在能力細胞を、目覚めさせるこ…

脳の「潜在能力細胞」とは何か

脳の「潜在能力細胞」とは何か 歳をとるごとに脳の神経細胞が減っていくのは事実ですが、だからといって脳が衰えるわけではありません。 なぜなら脳には「潜在能力細胞」があるからです。 繰り返しになりますが、以前は「大人になると脳は成長しない」という…

成長している脳こそが健康な脳

成長している脳こそが健康な脳 脳の健康について、大きな期待を寄せて研究を続けてきました。 最近になって、どのような状態の脳が健康なのか、答えがわかってきたように感じています。 脳の健康に必要なものは三つあります。 まず一つ目はグルコース、つま…

人生は脳の成長の仕方と表裏一体

人生は脳の成長の仕方と表裏一体 脳を成長させるために意識してもらいたいのは「父力(ちちりょく)」と「母力(ははりょく)」です。 父力とは、人と人を繋ぐ調整力、あるいは縁の下の力持ち的な脳力のことです。 そして母力とは、他者を理解して受け止める包容…

定年=第二の人生のスタート

定年=第二の人生のスタート 現代人は「定年=人生の終わり」という意識を持ってしまいがちです。 これは、今すぐ改めなければなりません。 定年後も、まだまだ脳が成長する人生が用意されており、定年は間違いなく、第二の人生のスタートだからです。 「人…

これであなたの明日も安心

これであなたの明日も安心 「背中をなでる」の正体は、イヌ、ネコ、猿など動物が行なっている「グルーミング(毛繕い)行動」の仲間です。 脳が高度に発達した人類でも、直接的な接触のスキンシップがあります。 母親が赤ちゃんを抱っこする、恋人同士が手をつ…

「誰にでも愛される人」になれば認知症は遠ざかる

「誰にでも愛される人」になれば認知症は遠ざかる 「ボケるとは怒ることなり」といわれますが、認知症には怒りん坊症状が多発します。 「最近、人が変わったように、すぐ怒り出す」の一言で、認知症の診断も可能になるくらいです。 また、怒りん坊は高血圧や…

誰でもできる小さな親孝行は効果絶大

誰でもできる小さな親孝行は効果絶大 具体的予防法の仕上げは親孝行です。 老いた親の脳は衰えています。 衰えた脳を奮い立たせるものこそ、親孝行です。 「親孝行と言われても、方法が分からない」。 そうでしょう。 小学校でも中学校でも、高等学校、大学…

身体活動が活発な人は認知症になりにくい

身体活動が活発な人は認知症になりにくい 認知症予防や名前忘れ予防には、多くの興味深い報告があります。 福岡県久山町で高行なわれた7年間の健康調査では、身体活動の活発な人は認知症に比較的なりにくいと認められました。 さらに米国の研究では、「雑誌…

水分の補給が動脈硬化対策の一番手

水分の補給が動脈硬化対策の一番手 高血圧には、動脈硬化が付きもののように現れます。 高血圧退治には動脈硬化対策も重要です。 動脈硬化対策の一番手は、水分の補給です。 ドロドロした血液も水で溶かせば、サラサラに変わりやすくなる。 血管の中を流れる…

「冬暖かく、夏涼しく」が健康の極意

「冬暖かく、夏涼しく」が健康の極意 朝の洗顔も要注意です。 寝ぼけた脳を目覚めさせる妙薬は、朝の洗顔でしょう。 冷たい水で顔を洗うと、パッチリ目が覚めて、脳も活動を開始します。 しかし、反面的に考えると、冷水での洗顔は交感神経を大きく刺激しま…

超ゆっくりの深呼吸で血圧は降下する

超ゆっくりの深呼吸で血圧は降下する 高血圧は血管の抵抗でも発生する。 ということは、固く細くなった血管をすんなりと押し広げられれば、高血圧は起こらない。 でも、その作業は難しい。 難しいと諦めず、自律神経に眼をつけます。 自律神経は、交感神経と…

予防食としては一にも二にもエネルギー取り入れ

予防食としては一にも二にもエネルギー取り入れ 食べたいものを、たくさん食べること 食事予防法のプラスアルファは二つです。 第一は偏食。 第二は会話です。 主食を減らし副食を増やす食事に付いては、前にお話しました。 でも肝心ことが抜けていました。 …

仕上げは笑顔、面白くなくても笑顔

仕上げは笑顔、面白くなくても笑顔 そして仕上げは笑顔です。 何事によらず、笑顔を絶やさないことです。 好ましい刺激は脳神経細胞の数を増やします。 また副交感神経も優位になって、高血圧にも糖尿病にもよい結果が生まれます。 運動は辛い、面白くない。…

足の親指を意識して歩く

足の親指を意識して歩く 本来は、「足の親指に力を入れて歩く」です。 「足の親指に力を入れて歩く」とは、親指で蹴り出すわけですから、歩幅も広がり、歩行速度が早くなる。 それだけ運動効果も上がります。 しかし、一歩一歩足の親指に力を入れて歩くので…

歩行速度を無理のない程度に速める

歩行速度を無理のない程度に速める 多くの認知症予防の本には、必ずと言ってよいほど、運動の必要性が書かれています。 ところが世の中は広い。 運動嫌いな人はかなりいます。 運動嫌いな人は必要だと分かっていても、取り組もうとはしません。 嫌いな人に、…

「気を付け」の姿勢でしっかり立てば緊張が脳を覚醒させる

「気を付け」の姿勢でしっかり立てば緊張が脳を覚醒させる 論より証拠、試しに、胸を張り背筋を伸ばして、しっかり立ってみてください。 「気を付け」の姿勢をするのです。 すると、体中の筋肉がほどよく緊張しているのが分かります。 同時に、気分も緊張と…

精神面改善に役立つものは、やる気満々に見える姿勢

精神面改善に役立つものは、やる気満々に見える姿勢 記憶の芋づるをたぐるのは、たしかに面倒です。 でも、これなしには、思い出しは成功しないし、記憶も戻りません。 物忘れ改善の早道は、意欲の回復です。 だが、これが一番難しい。 でも、名前忘れ防止に…

運動も面白くなければ効果はない

運動も面白くなければ効果はない 運動は賢脳作りになくてはならないものです。 でも、いやいや運動では効果が上がりません。 ある実験をお目にかけましょう。 実験ラットで、脳神経細胞増加の状態を調べたものです。 実験ラットは水を嫌います。 わかりやす…

脳神経回復には「面白い」「まあ面白い」が決め手

脳神経回復には「面白い」「まあ面白い」が決め手 4、50歳を超えると、記憶力も低下気味になり、焦りが増える。 そして怒りっぽくもなる。 焦るから。家電器具の取扱説明書などの、細かい文章を読むのが、面倒くさくなる、億劫になる。 得意だった英語も遠ざ…

軽度認知障害の46%は正常に復帰できる

軽度認知障害の46%は正常に復帰できる 面倒退治の第一歩こそ、名前忘れを防ぐ訓練を重ねること 記憶力低下のすべてを、脳神経細胞の衰えに押しつけるのは、無理があります。 記憶の海馬があまり衰えていなくても、「芋づるをたぐる」ことが面倒になれば、思…