2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
年越しそばはネギで長寿を祈ります 大晦日の夜には、「ゴーン」という除夜の鐘を聞きながら、そばを食べます。 もともと江戸の商家には、毎月末にそばを食べる習慣がありましたが、1年の終わりの「年越しそば」だけが残りました。 そばは細くて長い。そこか…
コンニャクは体の砂はらい 「コンニャクは体の砂はらい」ということわざがあります。 昔は、月のうちに日を定め、「砂はらい」とか「砂おろし」といって、コンニャクを食べる習慣がありました。 人間はニワトリではありませんから、腹の中に、砂などたまる筈…
師走といえば、日頃ためてしまっていた事柄を、何とか今年中に済ませようとしてみたり、 友人・同僚との忘年会や家族とのクリスマスなどの行事も数多くなり、 兎に角忙しいという思いが先走りして、ついついイライラも増してしまいがちです。 ひと頃よりその…
カリフラワー醤油マヨネーズ 食欲を満たすためだけに、食べるわけではありません。 病気を防ぎ、病気を治すのも、昔から「食」の目的でした。 昭和30年代のはじめころまでは、医者にかかるのは、最後の手段でした。 ちょっとした病気くらいでしたら、食事に…
心筋梗塞や脳梗塞はどうしておこるのでしょう? 非常にシンプルに言ってしまえば、心筋梗塞は、心臓に酸素や栄養を送っている動脈に血栓などが詰まって血流を止めてしまうため、心臓の細胞が死んでしまう(壊死)病気です。そして脳梗塞は、脳にはり巡らされた…
酵素食品は酵素が生きている 日本人が長生きできる理由のひとつは、朝食に「酵素」をとるところにあります。 ごく平均的な日本人の朝食メニューは、炊きたてのご飯に味噌汁、そして納豆、ぬか味噌漬け、あるいは梅干し、焼いた干魚などですが、この中で微生…
冬至のカボチャとユズには意味がある 「冬至」は24節気のひとつで、現在の暦でいうと12月22日か23日に当たります。 1年中でいちばん昼が短い日で、次の日から畳の目ひとつずつ日足が延びていきます。 しかし、実際の寒さはこれからが本番。 この時季の季節の…
集中力向上、学力向上、記憶力アップ、受験に・・・ ★脳の機能改善効果 一般的に、頭の善し悪し、生まれつきの素質は遺伝的に決定されており、残されたものは自分の学習能力しかない、と考えられがちですが、それは穴のあいたバケツに水を注ぐのと同じ行為で…
脳は使うほど活性化する! 脳の細胞の数は、生まれたときが一番多く、1秒に1個の割合で死滅し、どんどん少なくなっていきます。計算すると、1日に約9万個の脳細胞が死んでいくことになります。 脳の大部分は生まれてから細胞の数が増えることはありませんが…
脳梗塞は恐ろしい! 脳は人間とってなくてはならないものです。それが機能不全に陥るのですから脳梗塞は恐ろしい病気です。 脳梗塞は、日本人の死亡原因のなかでも頻度が高いうえ、手足が不自由になったり、コミュニケーションがうまくとれなくなくなること…
薬味は一種の“長寿薬” 「薬味」は料理の味を引きたてて、味覚を刺激し食欲を増すための香辛料ですが、ほとんどの場合、薬効成分も豊富に含んでいます。 「薬味」は「薬」と「味」が合体してでき上がった言葉ですが、実にうまい表現です。「味を引き立てると…
笑いと脳の活性化 「笑う角には福が来る」という諺があるように、笑いというものは人類にのみ共有した非常に大切なものです。動物において「怒り」、「悲しみ」、「喜び」「楽しみ」という感情はありますが、「笑う」ということはなく、人類にのみ与えられた…
“元気力”を強化する10の食事法 <その1> 朝ごはんはしっかりとる 脳のエネルギー源は米などに多いブドウ糖だけ。だから1日がはじまる前にごはんをしっかりとる必要があります。 <その2> ごはんに雑穀を加える 米にアワやキビを少々加えることによって、フィチ…
トイレでの動作に気をつける 【寒さだけが問題ではない】 日本では、寒い冬にトイレの中で脳卒中を起こす人が少なくありません。一般の家庭では、居間は暖房で暖かくしてあっても、トイレまで温かくしているということは、少ないからです。トイレは冷えきっ…
寒さは高血圧の大敵。防寒対策は万全に 【寒いと血圧は上がる】 血圧は、個人差もあり、いろいろな条件に影響されますが、季節によっても変動します。一般に春から夏にかけては低めに落ち着き、秋から冬にかけて高くなります。これは血圧が正常の人でも同じ…
煮干しは福の神もよろこぶ長寿食 好運を運んでくれるのが「福の神」で、不運を持ちこんでくるのは「貧乏神」と昔から決まっています。 福の神に来てもらうにはどうすればよいかというと、いつも「ニコニコ」していればよいのです。無精ひげを生やし、無気力…
みそ汁は飲んでもいい? 減塩したいとき、控えたい食べものとして連想されるものに、みそ汁があります。たしかにみそには塩分が含まれていますが、みそ汁を飲んだら必ず血圧が上がるというわけではありません。逆に、最近では、みそには血圧を下げる作用があ…
“宝水”で自然に不老長寿 昔の人は、寝る前に飲む一杯の水を「宝水」と呼びました。就寝中の水不足を防ぎ、朝方に高くなりやすい血液の粘着性を低くして、心筋梗塞や脳梗塞などの発作から身を守ってくれる水のことです。 まるで“宝もの”のようにありがたい「…
健康によい魚の成分 子どもの多くは肉は好きでも、魚は嫌いのようである。その原因のひとつは、家庭で魚を食べる機会が少なくなってきたことにもあるようだ。 学校給食にしても、魚は料理が面倒、生臭く値段も高いが、肉や肉加工食品は手軽に使えて安上がり…
つくだ煮は長寿に役立つご飯の友 健康によい食べ方に「一物全体食」があり、その典型が小魚類のつくだ煮。頭から丸ごと食べてしまうわけですから、生命を構成するタンパク質やミネラル、ビタミン類がすべてとれます。 丸ごとの小魚やエビが食べた側に入り、…
おふくろの味が生んだ世界一の長寿 「おふくろの味」といったら、サトイモの煮転がしやキンピラ、肉ジャガ、ダイコンやコンニャクの煮付け、油揚げや高野豆腐の煮物、煮魚などを連想します。夕食の代表的なお惣菜であり、家庭料理です。同時にすばらしい長寿…
大久保彦左衛門のカツオ節長寿術 戦って勝つこと。これが戦国武士の基本的な生き方です。 敵を倒すための体力が何よりも重要ですが、頭脳も優れていなければ生き残れません。食生活もふだんから戦場を意識して、粗食を心がけ、体をならしておきます。 大久保…
おめでたい“赤色料理” 古くから日本では、「赤」は吉祥の色であり、同時に病気や悪霊除けの色でした。 さまざまな長寿の祝いを総称して「賀寿」といいますが、最初に迎えるのが満60歳(数えで61歳)の「還暦」。ご存知のように赤い頭巾や赤のちゃんちゃんこを…
寿命も量より質 健康寿命と平均寿命の差、つまり何らかの健康障害を持ちながら生きている期間をいかに少なくするかが問われている。 すなわち、健康寿命は生活の質を考慮に入れた生存年ということであり、「健康日本21」の理念として目指すところも、人生の…
11月20日に降った雪は、この地としてはいつもの年より早い積雪となってしまったが、 その後のお天気続きでずいぶん姿を消してしまった。 訪問先に少し早く着いてしまったので、近くの公園を散策。 遊具で遊ぶ子供たちの姿もなく ベンチにたたずむ人影も…
菌食で免疫力のパワーを強化 日本人は「菌食」の達人といってよいでしょう。健康に役立つ、生きた菌を発酵食品からとることによって、病気に負けない体作りをしてきたのが日本人なのです。 病原菌やウイルスなどの感染から健康を守り、ガンの発生を防ぐため…