ブドウ糖は脳の主要なエネルギー源

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ブドウ糖は脳の主要なエネルギー源

 

水に溶けやすいブドウ糖は最も利用しやすい栄養素ですが、脳神経細胞のエネルギー源としても重要です。

これには理由があります。

血液によって運ばれてくる栄養素の中には、神経伝達物質と同じあるいは似ているため、シナプスでの情報伝達を妨害するものが含まれています(例えばある種のアミノ酸)。

そのため、脳の血管には「脳血液関門」というフィルターがあって、血液で運ばれてきた栄養素の中から選ばれたものだけが脳の神経細胞に届くようになっています。

エネルギー源となる物質でこのフィルターを通り抜けられるのはブドウ糖だけなのです。

 

脳血液関門

 

この脳血液関門について簡単に説明しておきましょう。

脳内に入ってきた動脈は細かく分かれて毛細血管となり神経細胞やクリア細胞の間に入っていきます。

毛細血管は平板状の内皮細胞が側面でつながって管状になったものです。

通常の組織内を走る毛細血管では、内皮細胞の側面が完全に密着していないため、細胞間に隙間があり、血液によって運ばれてきたブドウ糖アミノ酸などは、その隙間から組織内に出ていきます。

脳内の毛細血管では、内皮細胞どうしが側面で完全に密着しているため、隙間がありません。

そのため、血液中の栄養素は、血管内皮細胞の中を通り抜けて、神経細胞グリア細胞のまわりにある脳間質液中へ出ていかねばなりません。

その際に、血管内皮細胞が神経細胞に害を及ぼさない物質だけを選別することが、脳血液関門の実体なのです。

グリア細胞は血管内皮細胞と神経細胞の両方に密着しているので、ある種の栄養素はグリア細胞内を通って神経細胞に送り込まれます。

そのため、グリア細胞も脳血液関門に関わっていると考えられます。

「老化と脳科学 より」

 

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血液脳関門とは

「薬物の血中から脳内への移行を制限する機能。

アミノ酸グルコースなどの神経活動のエネルギー源となる栄養素は脳内に選択的に輸送されるが、多くの物質は脳内に自由に入るわけではない。

……水溶性の高い物質あるいはタンパク質などの大きな分子はこの関門を通過し難いが、脳毛細血管に発現している多くのトランスポーターによって、栄養素(グルコースアミノ酸ヌクレオチドなど)は選択的に血液脳関門を通過する。

……内皮細胞内に入った毒物・薬物を血中へ戻すことにより脳内への侵入を妨げていることが知られている。」(日本薬学サイトより)

 

脳は脂肪成分が多く、その量は60%とも言われています。

脳の中身を考えても血液脳関門を水溶性の高い物質が通過しにくいということがわかるのではないでしょうか。

さらに、血液脳関門を通過できるということは、脳にとって栄養となる重要な意味を持つ物質と考えられるでしょう。

 

ビタミンB12は水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造を持っています。

脳はタンパク質とともに脂肪成分を多く含む器官です。

そのためビタミンB12は血液脳関門を通過できるという特徴を持った貴重な栄養素なのです。

 

ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

現在、ビタミンB12は神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。

末梢神経の不調はもちろん、中枢神経の機能低下にも有効であることが明らかになっています。

 

ビタミンB12について?

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ローカーボダイエット

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ローカーボダイエット

 

ローカーボダイエット(糖質ダイエット)というものがあります。

カーボというのはカーボハイドレート(炭水化物)の略で、原料のためには炭水化物を減らした食事にすると良いというものです。

これは一理ある食事療法です。

身体に必要な三大要素は炭水化物、脂質、およびタンパク質です。

コメやパンが炭水化物、バターや植物油が脂質、肉や魚がタンパク質です。

この中でバター、植物油、肉、魚には脂質やタンパク質以外にピタミンなどの微量栄養素が豊富に含まれているので、食べないと栄養失調になります。

ところが、コメやパンは、エネルギー源にはなりますが微量栄養素があまり含まれていないので、食べなくても栄養失調にならないのです。

玄米や全粒粉のパンは白米や通常の白いパンと比べるとビタミンを多く含んでいますが、それでも肉や魚に比べるとごくわずかです。

例えば茶碗1杯の玄米ご飯に含まれるビタミンB1は0.19mgですが、たったひと切れの豚肉生姜焼きには0.59mgも含まれているのです。

同じ量のビタミンB1を摂るためには玄米ご飯を茶碗3杯食べなくてはいけないので、これでは減量になりません。

だから、減量したいときに栄養バランスの乱れを心配せずに減らせるのは炭水化物なのです。

ただし、それは肥満の人が減量するときの話で、通常体型の人が普通に食事を摂る際には炭水化物もある程度摂るべきです。

炭水化物は消化・吸収されやすく、身体の中で利用しやすく、脳の神経細胞にとって重要なエネルギー源だからです。

アメリカの調査によると適度な炭水化物を摂る人(全カロリーの50~55%)方が炭水化物少なめの人(全カロリーの40%以下)より平均寿命が4年長いという結果が出ています。

 

炭水化物(糖質)が身体に悪いというのは間違い

 

2017年の夏に『ランセット』という医学雑誌に、炭水化物を多く摂ると死亡リスクが上がり、脂肪やタンパク質を多く摂る方が死亡リスクは下がるという論文が載りました。

これまでの欧米人を対象にした調査では、脂肪を多く摂ると寿命が短くなるという結果が出ていたが、もっと対象を広げて全世界で調べたら逆の結果だったというのです。

 

しかし、これは実に杜撰な論文です。

この調査は発展途上国の人たちの栄養状態と医療環境について考慮していません。

発展途上国では肉やバターを十分に食べられないので穀類や野菜の割合が高く、欧米と比べて栄養失調気味です。

さらに医療も欧米ほど十分に受けられません。

このような地域で全カロリーに対する炭水化物の比率が低い人、すなわち肉やバターを十分に食べられる人は栄養状態が改善されます。

そうした食事ができる人は、きっとお金があって適切な医療を受けられるでしょうから、寿命が長くなります。

発展途上国の人たちの寿命が短いのは炭水化物のせいではありません。

「老化と脳科学 より」

 

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イタリアで、子供に完全菜食を強いる親に対し、禁固刑の罰則を与えるという変わった法案が議会に提出されました。

肉や魚を食べない人を菜食主義者の「ベジタリアン」と呼ぶのに対し、肉や魚だけでなく、卵、バター、はちみつなど、動物搾取による製品も食さない人を完全菜食主義者の「ビーガン」と呼んでいます。

 

 つまり、イタリアでは、子供に肉、魚、卵などを与えないビーガンの親は、法律で罰せられるべきという議論が持ち上がっているのです。

なぜ、このような法が提案されるに至ったのでしょうか。

イタリアでは、ビーガンが人間にとって、著しく健康に良いという考えが普及した結果、動物性の食物をすべて取り除いた食事を子供たちに強要する傾向が見られるのです。

このブームが影響し、ここ最近では、乳幼児や2歳の子供たちが栄養失調で病院に運ばれ、時には、危篤状態に陥る事態などが発生。

幼少時に必要なプロテイン、ビタミンD、B12、カルシウム、オメガ3、鉄分などがビーガンには足りないという問題が危惧されているのです。

確かにお肉を食べなければ、ベジタリアンですが、ただそれだけでは、健康的なベジタリアンとは呼べません。

お肉には、私達の体が必要とする必須アミノ酸がバランスよく豊富に含まれています。

それに匹敵するほど効率よく必須アミノ酸を私達の体に提供できる野菜はありませんから、お肉を食べずに体を健康的に保つには、それなりの方法を知らなくてはなりません。

 

また、ビタミンB12を含む穀類、イモ類、野菜、果物、種実はありませんから、ビタミンB12の欠乏症に陥るベジタリアン/ビーガンが多いのが現状です。

動物性食品以外では、発酵食品、海苔に含まれているのみです。

これだけは必ずしっかり毎日の食事に加えるようにしましょう。

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

ビタミンB12は、胃の粘膜から分泌される内因子という糖タンパクと結合し、腸で吸収されます。

そのため胃の病気や高齢で吸収が悪くなっている人などの場合は吸収されにくくなるので、欠乏症状が現われやすくなります。

ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸たんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わりその結果若さにもつながることにもなります。

 

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必要なタンパク質量

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必要なタンパク質量

 

私たちの身体はそれほど変わっていないように見えますが、細胞内部では毎日ダイナミックな変化が起きています。

細胞内のタンパク質も毎日の活動で少しずつ劣化するので、分解されて新しいものが作られ、平均すると2日で半分ぐらいが置き換わります。

新たにタンパク質を作るときには劣化したタンパク質の分解で生じたアミノ酸を使いますが、分解の際に失われるアミノ酸が3割ほどあるので、それを食事で補充しなくてはいけません。

2015年に厚生労働省から出された日本人の食事摂取基準によると、タンパク質(アミノ酸)の摂取推奨量は1日当たり成人男性で60g、成人女性で50gです。

この値は最低限なのでこれ以上食べても問題ありません。

もっと多く摂るべきだと思っています。

 

食事中のタンパク質量

 

タンパク質を摂取する際に注意しなければいけないのは、肉の重さはタンパク質の重さではないということです。

生肉は70%以上が水分です。

脂肪の部分もあるので、タンパク質の重さは生肉の重さの約20%と考えましょう。

150gのステーキを食べてもタンパク質は30gしか摂取できません。

魚も同じで、タンパク質は食べられる身の部分の重さの約20%です。

アジの塩焼きは、食べられる部分は120gほどなのでタンパク質は25gほどになります。

タンパク質を多く含む食材はタマゴ(1個で12g)、豆腐(3分の1丁で6g)、ハム(100g当たり16g)、チーズ(100g当たり22g)、ヨーグルト(100g当たり4.3g)、牛乳(コップ1杯7g)、納豆(100g当たり16.5g)などです。

主食であるパン(8枚切り2枚で9g)やご飯(1膳で5g)にもタンパク質は含まれています。

朝昼晩に、タンパク質を多く含むおかずを必ず1品か2品食べるようにしていれば、1日60g以上になります。

 

タンパク質という言葉

 

タンパク質という言葉はドイツ語で卵白様物質を意味するアイヴァイスクールパーを翻訳したものです。

卵白は熱をかけると凝固し、燃やすと硫黄臭い匂いがするというタンパク質の典型的な性質を示すものなので、ドイツ語ではタンパク質を示す言葉として使われています。

ではなぜ“卵”白質ではなく“蛋”白質と翻訳されたのでしょう。

中国語で卵は、昆虫からハ虫類、魚類、鳥類に至るすべての動物のタマゴの総称で、その中の鳥類のタマゴだけを蛋と呼んで区別しています。

中国料理のメニューを見ても皮蛋(ピータン)とか蝦仁炒蛋(シャーレンツァオダン:蝦と卵の炒めもの)のように蛋という字が使われていて、卵という字はありません。

確かに卵白という時のタマゴはニワトリのタマゴのことなので、蛋白が正しい表現なのです。

明治時代の学者は漢字の素養があったので迷わず「蛋白質」と翻訳したのでしょう。

その後、蛋という漢字が使えなくなったので、カタカナで「タンパク質」と書くようになり、元の言葉の由来が何も伝わらない記号のような言葉になってしまいました。

ただ、現在では実に多様多種なタンパク質の存在が明らかになっているので、それらの総称としては蛋にとらわれないカタカナの方が適しているのかもしれません。

「老化と脳科学 より」

 

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記憶力の減退も、脳の老化を示す典型的な症状ですが、記憶のネットワークを活性化する働きをしているのが、脳の海馬という組織であることはよく知られています。

その海馬には、アセチルコリン系神経が集中しているのです。

 

脳が老化し、萎縮してしまうアルツハイマーとの関係はとくに深く、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。

 

アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。

同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。

通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。

 

レシチンアセチルコリンの材料になるだけではなく、細胞膜の材料にもなっています。

とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。

血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。

これが、レシチンが「脳の栄養素」と呼ばれるゆえんです。

そのレシチンを多く含んでいる食品の代表が卵黄です。

 

また、脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

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タンパク質の重要性

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タンパク質の重要性

 

細胞において最も重要な働きをしているのはタンパク質です。

細胞膜は内部の物質を外に逃がさないためにあるのですが、栄養分が細胞内に入ることも妨害してしまいます。

そのため、細胞膜には外部の栄養分を内部に取り込むための通路があり、それはタンパク質で作られています。

細胞内に入ってきた栄養素をエネルギーに変換する化学反応を速やかに進行させる酵素もタンパク質です。

シナプスにおいて神経伝達物質と結合し情報伝達をおこなっている受容体もタンパク質です。

細胞にとって重要な機能のほとんどをタンパク質が担っていると言っても過言ではありません。

 

また、タンパク質は肉類に多く含まれるので、身体の中でタンパク質というと筋肉を思い浮かべますが、骨も皮膚も胃も腸も血管もタンパク質が主成分です。

食物を消化する消化酵素、身体に侵入してきた細菌などを退治する血液中の免疫抗体、酸素を細胞に届ける赤血球のヘモグロビンもタンパク質です。

ですからタンパク質が不足すると身体の様々な機能が低下します。

筋力が落ちるだけではなく骨も脆くなり、消化能力は落ち、血管も破れやすくなります。

細菌やウイルスに対する抵抗力も落ちます。

高齢者に多い骨折や脳血管障害は、タンパク質を十分に摂って、骨や血管を丈夫にすれば防げます。

特に高齢の女性は骨粗しょう症で骨折しやすくなるのですが、タンパク質を多く摂っている人は骨折しにくいという調査結果があります。

また、高齢者の死因で多い、飲食物が気管に入ることで起こる肺炎(誤嚥性肺炎)などの細菌感染症にも抵抗力がつきます。

 

高齢者の食事

 

歳をとると脂っこいものが苦手になり、あっさりとしたものばかり食べるようになるようです。

あっさりした食事の典型はご飯にお新香とみそ汁ですが、これではタンパク質と脂質が不足します。

ある統計によると70歳以上では5人に1人が栄養失調状態で、その原因はあっさりした食事だそうです。

肉類は脂っこいと言われますが、タンパク質の供給源として最高です。

カロリーも高く身体が温まります。

昔、冬場に肉を食べることを「薬喰い」と言って、殺生を禁じる仏教徒でも許されていたそうです。

十分に栄養を摂れなかった時代において、栄養価が高く身体を温める肉は薬にも匹敵する食材だったのです。

幸いなことに現代の日本ではいろいろな肉を選択できますから、脂っこいのがどうしても嫌なら、脂肪分の少ないオージービーフにし、ステーキ肉のまわりにある脂肪の部分を切り取って赤身の部分だけを食べれば良いのです。

それでも脂っこいと思う人は魚を食べましょう。

青魚に含まれるエイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸はオメガ3系脂肪酸で、アルツハイマー病を防ぐ効果があると言われていますから、すべて魚でも良いように思いますが、肉も食べましょう。

同じ哺乳類である牛や豚の肉には、タンパク質だけでなく、私たちの細胞が必要とするビタミンやミネラルといった微量栄養素が豊富に含まれているからです。

魚2に対して肉1を目安として食べるのが良いと思います。

「老化と脳科学 より」

 

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ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。

血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。

それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。

根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。

とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。

 

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。

その中でも重要なものがビタミンB12なのです。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

 

また、老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。

この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。

ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

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眠りにつきやすくするためには

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眠りにつきやすくするためには

 

眠りにつきやすくするためにはリラックスすることです。

「羊が1匹、羊が2匹」と言うのは、sheepスリープに似ていることからきているので、日本人には効きません。

深く呼吸し、お腹に手を当ててそれを数えるというのが良いでしょう。

単調な作業を続けていると眠くなるものです。

いろいろ考えだすと眠れなくなります。

考えるのではなく、シーツの肌触りや布団の重さ、部屋の匂いや窓の外の物音などを“感じ取ること”に神経を使うようにしましょう。

力を入れて伸びをしてから力を抜くといった寝たままでできる軽い運動をするのも良いでしょう。

 

波の音やせせらぎの音がなぜ眠りを誘うのかを調べた研究がありました。

音には危険を連想させるものとそうでないものとがあります。

高音で急激に音量が変化する音、例えばパトカーのサイレンや叫び声などは危険を連想させ、身構える音です。

それとは反対の、音量変化が穏やかな低い音が繰り返し聞こえる場合、私たちの脳は安心するのです。

波の音は、低温で音量の変化も少ないところが良いのだそうです。

 

カフェイン分解能力

 

カフェイン分解能力は遺伝的に決まっていて、個人差があります。

カフェインは主に肝臓で分解されるのですが、その分解を触媒する酵素シトクロムP450CytochromeP450の遺伝子には塩基配列がわずかに異なる2種類のものがあり、どちらの遺伝子を持つかによって遺伝子の読み取り、すなわち酵素の生産量が大きく変わります。

そのため、カフェイン分解能力に個人差が出るのです。

寝る前にコーヒーを飲んでも平気という人は大量に作られる方の酵素遺伝子を持っている人なのでしょう。

 

 カフェインは血管を収縮させるため、コーヒーをよく飲む人は軽い心筋梗塞を起こしやすいのですが、そうなるのは酵素の生産量が少ない方の遺伝子を持った人(カフェインをすぐに分解できない人)に多いそうです。

「老化と脳科学 より」

 

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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。

この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク(アミロイドβタンパク)合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。

ビタミンB12は、タンパク(アミロイドβタンパク)と核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若返りにもつながることにもなります。

高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。

 

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に大切な栄養素です。

 

ビタミンB12は、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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睡眠とアルツハイマー病

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睡眠とアルツハイマー

 

睡眠と認知症(アルツハイマー病を含む)の関係を調べた多くの論文を再解析した2017年の総説では、睡眠不足の人は認知症になる危険度が68%上がり、アルツハイマー病になる人の15%は睡眠に関する問題を抱えた人だと述べています。

ただ、アルツハイマー病は長い年月をかけて発症するので、睡眠不足でアルツハイマー病になったのかアルツハイマー病を発症したので睡眠不足になったのかについて結論を下せるような論文はなかったそうです。

 

この点がアルツハイマー病研究の泣きどころです。

アルツハイマー病の初期の患者が発見できれば、そこに至るまでの運動、食事、睡眠などの生活習慣を調べて、望ましい生活をアドバイスすることや、その進行を抑える薬のテストができるのです。

しかし現実は、アルツハイマー病に気づいた時点ですでに症状が進行してしまっていて、それまでの生活のなかで何が問題だったのか、あるいは発症を遅らせるにはどのような薬が効くかを調べられないのです。

 

アミロイド斑がアルツハイマー病の原因であるかどうかもまだ不確かなので、本当に睡眠不足でアルツハイマー病になる危険性が上がるかどうかは分かりません。

しかし、歳をとると、筋力が低下して身体のバランスをとることが難しくなり、転びやすくなります。

高齢者の転倒が怖いのは、骨折などで身体を動かせなくなると脳の老化が進んでしまうからです。

思わぬところで転倒し、大腿骨を骨折したため長期にわたって寝たきりになり、ボケてしまったという話をよく聞きます。

高齢者の平衡感覚は、若者に比べ睡眠不足による影響を受けやすいことが分かっているので、睡眠を十分にとり、できるだけ転倒しないように気をつけるべきです。

歳をとると眠っている時間が短くなるのですが、睡眠不足にはならないようにしましょう。

 

よく眠るために

 

よく眠るためには毎日適度な運動をして昼間身体を覚醒させておくことが重要です。

次に寝室の温度、明るさ、騒音に問題がないか考えましょう。

家電製品からの光などによって睡眠が乱されている可能性もあります。

マットレスの硬さや枕を替えてみるのも良いでしょう。

 

寝る直前にコーヒーなどの刺激物を飲むのはいけません。

カフェインには覚せい作用があるからです。

アルコールも少量だと覚せい作用がありますから軽い寝酒というのは逆効果です。

ほとんどのドリンク剤にはカフェインだけでなく少量のアルコールが入っています。

どちらも覚せい作用があるからです。

よく眠るためにはお酒を飲むのはやめた方が良いでしょう。

「老化と脳科学 より」

 

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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。

この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク(アミロイドβタンパク)合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。

ビタミンB12は、タンパク(アミロイドβタンパク)と核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若返りにもつながることにもなります。

高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。

 

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。

十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。

同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に大切な栄養素です。

 

ビタミンB12は、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。

加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。

さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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脳の老廃物除去

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脳の老廃物除去

 

ネズミを使った実験から、睡眠は単に有害物質が拡散していくのを待つといった受動的なものではなく、もっと積極的に脳神経細胞のまわりから有害物質を排除することが分かりました。

 

私たちの身体の中には血管とは別にリンパ管による循環系があります。

リンパ管の中を流れるリンパ液は細胞のまわりを取り巻く間質液で、細胞から出た老廃物を最終的には静脈に送り込むという働きがあります。

細胞から出た微小な老廃物は毛細血管に入ることができるので静脈血により除去できますが、老廃物がタンパク質のように大きな場合は血管に入ることができないのでリンパ管によって運ばれるのです。

 

脳の中にリンパ管はありませんが、脳と脊髄はリンパ液のような脳脊髄液で包まれ、それは脳の底部で鼻粘膜リンパ管とつながっています。

大脳皮質の神経細胞グリア細胞のまわりにある脳間質液とこの脳脊髄液のあいだは上衣細胞 ependymal sellによって隔たれているので、タンパク質のように大きなものは自由に行き来できません。

そこで、脳脊髄液は脳内に入り込む血管の周囲にある隙間(血管周囲腔)に沿って流入して脳内に生じた大きな老廃物を含む脳間質液を外に押し出します。

老廃物は脳脊髄液によって脳の底部まで運ばれ、鼻粘膜リンパ管を通じて除去されます。

脳脊髄液を流す際にグリア細胞 glial cellが重要な働きしているので、リンパ系 lymphatic system と類似したこの経路はグリンパ系 glymphatic system と呼ばれます。

 

 アルツハイマー病の原因は、アミロイドβの集合体(アミロイド斑)が脳間質液中にできるためではないかと考えられています。

このアミロイド斑が脳内で炎症反応を起こし神経細胞に損傷を与えるというのが多くの研究者が考えているアルツハイマー病発症の仕組みですが、アミロイド斑が脳間質液の流れを妨げて有害物質の除去を妨害するためと考える研究者もいます。

「老化と脳科学 より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

ビタミンB12について?

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