魚が日本人の長寿をもたらした

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魚が日本人の長寿をもたらした

 

日本の百寿者が好んで食べてきた魚が健康によいといわれるのは、魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)という成分に、中性脂肪を減らして内臓脂肪をつきにくくする作用があるからです。

これが動脈硬化の進行を強力におさえます。

 

EPADHAが特に多いサバ、サワラ、サンマなど背中の青い魚は日本の近海で獲れるため、山間部をのぞけば、百寿者にとっても子どものころからなじみ深い食材だったでしょう。

健康のために魚をわざわざ食べたわけでなく、その時代の人にとっては、ご飯の隣に魚と味噌汁があるのが普通だったと思われます。

 

動脈硬化の進行が認知症の発生とも関係することから、EPADHAの摂取は認知症の予防にも有効と考えられています。

国立長寿医療研究センターの「老化に関する長期縦断疫学研究(NILS・LAS)」によると、60歳以上の高齢者のうち、血液中のDHA濃度が高い人は、DHA濃度の低いグループの11~17パーセントしか認知機能が低下しないことがわかりました。

 

ぎんさんが亡くなったときに行われた解剖からは、体だけでなく脳の血管にも動脈硬化による変化がほとんどなかったことが明らかになっています。

魚を週に5日食べていた日野原先生もずっとお元気でした。

 

ところが、アメリカで実施された調査では、魚を多く食べても認知症の発症率は変わらなかったようです。

獲れる魚が違うのに加えて、もしかしたら、ここにも体質の違いが関係しているのかもしれません。

 

魚は脳出血の予防にも役立ちます。

東北と日本海側の県は昔から塩分の摂取量が多く、高血圧により脳の血管が破れる脳出血を起こして死亡する人が目立ちました。

ところが、よく調べてみると、同じ東北地方でも新鮮な魚を多く食べ、あまり酒を飲まず、冬も仕事で体を動かす地域は脳出血が少なかったのです。

 

この調査結果をふまえて、専門家らが脳出血の多い地域を訪れて、積極的に健康指導を行いました。

減塩と運動の大切さを説明し、魚や肉に含まれる動物性蛋白質の摂取をすすめるなどして、脳出血が少ない地域の生活習慣を取り入れてもらったところ、脳出血による死亡率が下がりました。

動物性蛋白質には血管を丈夫にして破れにくくするとともに、血圧を下げる働きがあるからです。

 

「「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣 より」

 

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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。

ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

 

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

 

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。

この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。

ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

アルツハイマー認知症の方々の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。

 

ビタミンB12について?

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百寿者調査で見えてきた長寿の秘訣

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百寿者調査で見えてきた長寿の秘訣

 

「日本国内で長寿者が多い地域の人は、大豆、魚などから蛋白質を十分摂取し、緑黄色野菜をしっかり食べる傾向がある」という指摘は以前からありました。

緑黄色野菜は、ほうれん草、にんじん、ブロッコリー、トマト、ピーマンなどが代表で、ビタミン、ミネラルを多く含んでいます。

 

これを確かめるために、あらためて本格的な調査が行われました。

以前は厚生労働省文部科学省の共同所管だった「健康・体力づくり事業財団」が、平成11(1999)年度から平成13(2001)年度まで実施した、「全国100歳老人の1/2サンプルの横断的研究」です。

 

回答を寄せたのは男性566人、女性1341人の合わせて1907人の百寿者で、入院していたのは男女とも約1割にとどまり、残りの人は通院することはあっても自宅で暮らしていました。

そして9割近くが家族と全く同じか、柔らかくしただけの食事を摂っていました。

回答者の大部分が百寿者のなかでも元気な人たちだったと思われます。

 

驚いたのは、男性も女性も「三食きちんと食べる」人が9割を占めていたことです。

そして、このアンケートでも、腹8分目を心がけているという回答が目立ち、肉よりは魚を多く食べ、魚を二日に1回以上の割合で食べる人が8割近くにのぼりました。

 

牛乳ないし乳製品、卵、豆、海藻、果物を「ほとんど毎日」もしくは「二日に1回」摂取する人も男女ともに4人に3人いて、まんべんなく食べていることがわかります。

きわめつけは野菜で、野菜を「ほとんど毎日食べる」人は男女ともに約9割を占めていました。

この調査では一番好きな食べものについても聞いています。

さて、どういう回答が並んだと思いますか?

1位が果物、2位が魚で、3位が甘いものでした。

そして刺身、寿司と続きました。

つくづく魚か好きなのです。

 

それ以前の調査結果を合わせて考えると、百寿者の食生活の共通点として、まずあげられるのが腹8分目、魚を中心とする動物性の蛋白質と大豆、野菜、とくに緑黄色野菜、そして海藻の摂取です。

 

それに加えて百寿者の多くが、最晩年を除くと自宅で家族と同じものを食べていました。

食卓には何でもない日常の温かい会話があることでしょう。

これも高齢者の心と体によい影響を与えている可能性があります。

「「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣 より」

 

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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。

これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。

 

血管はアミノ酸たんぱく質コレステロールなどの脂質によってつくられます。

アミノ酸は普通の食事をしていれば十分にとれるので、動物性たんぱく質を意識しましょう。

たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。

動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。

 

各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。

多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。

たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。

よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

 

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食べたものが体を作る

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食べたものが体を作る

 

日本人の平均寿命が終戦後に一気に延びたおもな原因は、小さな子どもの死亡率の低下でした。

肺炎、胃腸炎結核をはじめとする感染症を大部分予防できるようになり、有効な治療法が開発されたためです。

しかし、今度は健康寿命をおびやかす大きな問題があらわれました。

それが生活習慣病です。

 

生活習慣病は食事と運動、飲酒、喫煙、ストレスなどの生活習慣が発症に深くかかわる病気全体をさす呼び名です。

厚生労働省が2017年に公表した「平成28年(2016)人口動態統計(確定数)」によると、日本人の死因は多い順に悪性新生物(がん)、心臓病、肺炎、脳血管疾患、老衰でした。

このうち、第1位のがん、第2位の心臓病、第4位の脳血管疾患が生活習慣病で、他に動脈硬化や糖尿病、高血圧、脂質異常症なども生活習慣病に含まれます。

 

がんが生活習慣病に入っているのを見て驚いた人がいるかもしれませんが、膨大な調査結果を総合的に分析した研究から、がんの原因の約70パーセントが個人の生活習慣であることが示されています。

その内訳は、成人してからの食事と肥満が約30パーセント、喫煙が約30パーセント、運動不足が5パーセントなどとなっており、遺伝の影響は5パーセントだけでした。

気をつけてほしいのは、これがアメリカ人を対象に実施されたということです。

アメリカ人は日本人とくらべて喫煙で肺がんになりやすい一方、飲酒には強いので、これが日本であれば数字が多少異なる可能性があります。

ここでは、がんの発生に生活習慣がこんなにも影響をおよぼすことだけ理解してください。

 

生活習慣病は、もとは「成人病」と呼ばれていましたが、成人でなくても発症することから、1997年に当時の厚生省が名称を「生活習慣病」に変更しました。

国民に正確な知識を持ってもらい、生活習慣病の予防に結びつけるためです。

 

では、一般の日本人は健康についてどう考えているのでしょうか?

これについては、2014年に厚生労働省が意識調査を行っています。

「自分が健康かどうか判断する際に、どんなことを重視しますか?」と質問したところ、回答は、「病気がないこと」が1位で、続いて「おいしく飲食できること」が2位でした。

 

ご飯がおいしいのが健康のあかしであり、しっかり食べなければ元気になれない、ということでしょう。

食は生命活動の基本ですから、十分に納得できます。

「食べたものが体を作る」という言葉もありますね。

ここでは、まず、100歳を超える長寿者の食生活を調べ、何か共通する「長寿の手がかり」がないか探してみましょう。

「「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣 より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

 

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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脳を鍛える読書の効果

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脳を鍛える読書の効果

 

「それはわかるけど、勉強を続けるとか、新しいことにチャレンジするなんて、何をしたらいいんだろう。しかも遺伝がかかわっているなら、やっても意味ないんじゃないの?」

 

いいえ、難しく考えないでください。

本を読んだり、買い物して人に会うだけでも効果があるのですから、こういうことを、これまで以上に気持ちを込めて、丁寧に行えばよいのです。

 

読書については、アメリカの大学の研究者らが、学生を対象に、本を読むことで脳にどんな反応が起きるか調べた研究があります。

2013年に発表された論文によると、脳の活動に関係する血液の流れを5日間測定したあとで、翌日から長い小説を9日かけて読んだもらい、読書期間中も同じ検査を行いました。

9日後に小説を読み終えると、そこからさらに5日間、検査を続けます。

つまり、19日連続で検査したことになります。

 

すると、読書している期間だけでなく、読み終わって数日たっても、脳の言語、記憶、聴覚をつかさどる部分が活発に活動していることがわかりました。

研究者らは、このとき「意味の具現化」が行われているのではないかと考えています。

難しそうな言葉が出てきましたが、たとえば、約束の時間に遅れそうな場面を想像してください。

 

こんな時に限って信号がなかなか変わらず、血の気が引く思いがする。

大事な書類を忘れずに持ってきただろうか?立ち止まって必死で確認しながら時計を見ると、うわあ、あと7分しかない!……こんな状況を想像するだけで冷や汗が出て、胃が冷たくなるような気がするでしょう。

これが「意味の具現化」で、文字を目で追っているだけなのに、実際に体験しているときと同じような反応が脳で起きることをいいます。

 

 本を夢中で読んでいると、次第に登場人物になりかわって自分が行動しているように感じることがあります。

この感覚は脳がフィクションと現実を混同することで起こります。

先ほどの研究では、読書を終えて5日たっても脳の反応が続いていました。

読書は「意味の具現化」を通じて、脳に長く影響をあたえるのです。

 

大切なのは、その場面を脳でありありと思い浮かべることなので、漫画や、さし絵がたくさん入った本は適していないと思います。

速くたくさん読む必要もありません。

自分のペースで、周囲のものごとが耳に入らないくらい、本の内容に集中して読んでください。

「「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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「好奇心」が寿命を延ばす!?

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「好奇心」が寿命を延ばす!?

 

イギリスの研究チームによる遺伝子調査で明らかになったのが、「勉強」と「新しい経験」が長寿と関連することです。

具体的には、「学校を卒業したあとで、一年学習するごとに寿命が約1年延び、進んで新しい経験をする人はさらに寿命が期待できる」と記載されています。

しかもこの2つは、その背景に遺伝があるというのですね。

 

アメリカの人種別に平均寿命を算出した調査では、平均寿命には教育歴も影響をおよぼします。

しかし、教育歴は大部分が家庭環境や教育環境などの要素で決まり、遺伝の影響はほとんどありません。

 

ところが、これとは別に、学校を卒業してから自分で意欲を持って勉強して、ある程度の成績をおさめようと思うと遺伝の影響が大きくなり、60パーセントほどを占めるというデータがあります。

一卵性と二卵性の双生児を対象に実施されたイギリスの調査では、勉強意欲、真面目さ、自分が育った家庭環境や教育環境をどう受け止めるかに遺伝がかかわっていることが明らかになっています。

 

未知のものに対する好奇心の強さについても、好奇心や意欲、冒険心とかかわるドーパミンという物質の働きと関連する遺伝子が知られています。

一説によると、アメリカ人にはドーパミンの働きが強くなるタイプの遺伝子を持つ人が半数以上いるのに対し、日本人は20パーセントしかおらず、日本人が冒険を避け、地道に努力する傾向があるのはこのためだという主張があります。

 

さて、成人のなかでも高齢層の勉強というと、脳を刺激するためのトレーニングを思い浮かべる人がいるかもしれません。

パズル、計算、クイズ、ゲームソフトなどさまざまな製品が開発されていて、かなりのブームになっています。

しかし、これらのトレーニング法の効果については否定的な専門家が少なくありません。

 

イギリスでは1万人以上が参加して、思考力、記憶力、認知機能をきたえるとうたうコンピューターゲームの効果を調べる実験が行われました。

けれども、トレーニングを6週間続けても脳の機能に変化はなく、トレーニングの回数を変えても結果は同じでした。

 

この研究を実施した研究者らは、単純作業を繰り返す脳のトレーニングに取り組むよりも、本を読む、絵を描く、人に会うなどの創造的な生活を送るほうが有効だろうと述べています。

これらは、いずれも「勉強」と「新しい経験」が求められる行為であり、だからこそ長生きにつながる可能性があるのです。

「「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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寿命を縮める動脈硬化を予防せよ!

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寿命を縮める動脈硬化を予防せよ!

 

心臓病の最大の原因が動脈硬化です。

日本人は元来動脈硬化になりにくく、これこそが日本人の長寿の鍵と考えられてきました。

 

では、動脈硬化はどのように進んでいくのでしょうか?

健康な動脈はゴムでできたチューブのようにしなやかで弾力があります。

けれども、脂肪を摂り過ぎたり、体内でのコレステロールの合成が増えたりすると、これらの脂肪が動脈の内側の壁にしみこんで少しずつ蓄積します。

動脈の壁が厚くなるにつれて血管の通路が狭くなり、やがて狭くなった場所がくずれて血の固まりができると、ついには動脈が詰まってしまいます。

 

これに対して、動脈硬化が起きそうな箇所から余分なコレステロールを引き抜いて、肝臓に運ぶしくみがあります。

これをになうのが善玉コレステロール(HDL)で、善玉HDLがしっかり働けば動脈硬化を防ぐことができます。

 

日本人は平均して血液中の善玉HDLの数値が高く、アメリカの白人より10パーセントほど多いことがわかっています。

善玉HDLとかかわる遺伝子にはいくつかタイプがあり、どのタイプの遺伝子を持つかで善玉HDLの濃度が変わります。

おそらく日本人は、善玉HDL濃度が高くなるタイプの遺伝子を持つ人が多いと思われます。

 

双子の長寿姉妹の妹、ぎんさんが亡くなったとき、ぎんさんの長寿の秘密を研究するため、ご遺族の了解を得て解剖が行われました。

すると、108歳とは思えないほど血管が若々しく、動脈硬化がわずかしか進んでいなかったそうです。

 

さらに、ぎんさんの娘さん4人に血圧脈波検査を受けてもらったところ、貴重な発見がありました。

血圧脈波検査は大動脈の硬さや、動脈硬化で血管が狭くなっていないかを調べる検査で、およその血管年齢を推測できます。

報告によると、当時97歳だった長女を筆頭に4人そろって実年齢より8~30歳も若かったのです。

長寿の人の子どもは心臓と血管が丈夫というのは本当なのでしょうか。

「「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣 より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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望ましい食生活と「体質」の関係

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望ましい食生活と「体質」の関係

 

最近の研究から、海藻を分解できるのは世界でもほぼ日本人だけの特徴であることが明らかになりました。

日本人の腸に住んでいる特殊な腸内細菌が海藻の食物繊維を分解してくれているようです。

このときできる物質に、内臓脂肪をたまりにくくする作用があることも示されていますが、大多数の欧米人は海藻を分解できないので、この効果は期待できません。

 

人種によってはビタミンDも問題です。

ビタミンDには骨を強くする働きがあり、食品に含まれているだけでなく、紫外線を浴びることで体内でも合成できます。

アフリカは紫外線が強いので、アフリカ人はビタミンDを体内でしっかり作り出すことができますが、それと引き換えに、食品からビタミンDを吸収する力があまり発達していないとされています。

 

そのため、紫外線が弱いアメリカで暮らすアフリカ系アメリカ人はビタミンDが不足しがちで、これを補うために、ビタミンDを他の人種よりたくさん摂取する必要があるといわれています。

 

そして、日本人にとってやっかいなのが脂肪です。

日本人は脂肪を摂り過ぎると生活習慣病や、がんの発生と関係する内臓脂肪が増えてしまう不利な体質を持っています。

そのためでしょうか、もともと脂っこい食事を好まない傾向があります。

 

カレーライス、コロッケ、とんかつ、しゃぶしゃぶなど、海外の料理にヒントを得て、日本風に生まれ変わった料理はたくさんあります。

いずれも自分たちの嗜好に合わせて、脂肪と、刺激の強い香辛料を減らし、代わりに醤油、だしなど、慣れ親しんだ風味を加えています。

中華料理の味つけは穏やかになり、和風パスタや魚肉ソーセージもできました。

 

これに対して、長年にわたって脂肪をがっちり摂取してきた欧米人の体は脂肪の処理に慣れており、摂り過ぎた脂肪を、内臓脂肪よりも安全な皮下脂肪の形でたくわえることができます。

このおかげで、脂肪を多く摂取しても、日本人ほどは問題が起きにくいのです。

 

米食が日本で変化したように、海外の和食も現地風に変化しています。

日本人の職人さんが握る本格的な寿司だけでなく、生魚が苦手で脂肪を好むアメリカ人への配慮から、カニカマボコとアボカドを使うカリフォルニアロールなどが開発されて人気を集めました。

 

望ましい食生活は、遺伝、生活習慣、気候風土などが形作る体質によって変わります。

経験と知恵を積み重ね、現代の科学的なデータを参考にしながら、国ごと、人種ごと、民族ごとに追求するべきものでしょう。

「「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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