2016-01-01から1年間の記事一覧

血管事故を防ぐ入浴法は?

血管事故を防ぐ入浴法は? お風呂はぬるま湯で血管を開く!熱い湯、長湯は血管にダメージ 本来、入浴は体の芯から温めて脳と体の疲労を回復させる効果があります。 そのため入浴後には心身ともに癒され、湯冷めをしないように寝床に入ればすっと眠れます。 1…

AGEs(エイジス)を防ぎ、美肌を維持

AGEs(エイジス)を防ぎ、美肌を維持 肌を老化させる原因として、紫外線や乾燥などの環境要因がよく取り上げられますが、それ以上に関わっているのが、糖化です。 肌のハリを保っているのは、真皮という部分にあるコラーゲンという弾力のある繊維。 これは…

うつを予防する

うつを予防する 最近の研究では、BDNF(脳由来神経栄養因子)と呼ばれるたんぱく質が、うつ病をはじめとしたさまざまな精神疾患に関与するものとして注目されています。 BDNFは、神経の栄養みたいなもので、新しい神経をつくったり、神経を発達・成長・増殖さ…

血管をしなやかに保つ

血管をしなやかに保つ からだのすみずみまで酸素と栄養を運んでいる血液。 その通り道である血管がしなやかに健康であることは、からだを若々しく保つ決め手となります。 最近よく血管年齢という言葉を耳にしますね。 血管年齢とは、血管の老化の進行具合を…

サビないからだをつくる

サビないからだをつくる からだがサビる――。 そう聞いても、どんな状態かピンとこないかもしれません。 鉄が酸化すると赤いサビが発生し、もろく崩れやすくなります。 人間のからだもこれと同じように、活性酸素という悪玉の酸素によって細胞が酸化し、つね…

若さの秘密は腸内環境にあり

若さの秘密は腸内環境にあり がんや認知症、生活習慣病などの病気は、寿命を縮めるというだけでなく、QOL(生活の質)を著しく低下させます。 人の手を借りなくても、自ら考え、行動できる自立した生活を送れなければ、長寿の醍醐味、人生の満足度を高めること…

寒い日は、首の頸動脈を温めるマフラーは必需品

寒い日は、首の頸動脈を温めるマフラーは必需品 急激な寒暖差にご用心!ヒートショックが突然死をまねく 入浴中に心肺が停止して、救急搬送されて亡くなられる人は、全国に年間1万7000人いると推測されています。 そのうち約8割は、65歳以上の高齢者です。 …

脂質異常症を予防する

脂質異常症を予防する 脂質異常症には次の3つのタイプがあります。 ●高LDLコレステロール血症(悪玉コレステロールが多い) ●低HDLコレステロール血症(善玉コレステロールが少ない) ●高トリグリセライド血症(中性脂肪が多い) 脂質異常症にはとくに自覚症状はあ…

糖尿病を予防する

糖尿病を予防する 糖尿病とは、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が異常に高い状態によって引き起こされる病気です。 ブドウ糖はからだを動かすエネルギー源となり、その濃度はつねに一定範囲に調節されています。 その調節を行っているのが、膵臓から分泌される…

心臓病を予防する

心臓病を予防する 心臓病にもいろいろありますが、生活習慣病のひとつに数えられているのが虚血性心疾患です。 これは、血液がうまく心臓に送られなくなってしまうため、酸素や栄養が運ばれなくなり、細胞が死んでしまう病気。 狭心症や心筋梗塞などがこれに…

脳卒中を予防する

脳卒中を予防する 脳卒中というのは、脳の血管に障害が起こってその先に栄養が行かなくなり、細胞が死んでしまう病気です。 大きく分けて「血管が詰まる」ことで起こるタイプと、「血管が破れる」ことで起こるタイプがあります。 ・脳梗塞 脳の血管が詰まる…

認知症を予防する

認知症を予防する 認知症の代表的なものが、アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体病です。 なかでももっとも多いのがアルツハイマー病で、全体の約50%を占めています。 ・アルツハイマー病 脳に「老人斑」というアミロイドβたんぱくが蓄積したシミ…

がんを予防する

がんを予防する 人間のからだは、約60兆個の細胞から成り立っています。 その細胞のなかには、がんを発生させる「がん遺伝子」と、それを抑える「がん抑制遺伝子」があります。 これらの遺伝子に悪しき生活習慣や、排気ガス、紫外線などの環境要因が加わると…

悪玉菌が増えるワケ

悪玉菌が増えるワケ 人間の腸内では、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つが、つねに熾烈な勢力争いを繰り広げています。 健康な人の腸では、善玉菌が優位な状態にありますが、ちょっとしたことでも悪玉菌は増殖し、腸内バランスが変わってしまうのです。 なぜ悪…

悪い腸内環境が病気を招く

悪い腸内環境が病気を招く 傷みや不快症状がないとき、わたしたちがからだを意識することはあまりありません。 しかしそんなときでも、体内ではさまざまな活動が行なわれています。 たとえば腸は入ってきた物質を判別し、からだに必要な栄養素を吸収して、老…

気になる! 百寿者の腸内フローラ

気になる! 百寿者の腸内フローラ 健康で自立した100歳以上の方=「百寿者」の腸内環境について興味深い研究データがあります。 それによれば、20代から70代までの腸内環境には大きな差が見られなかったものの、百寿者の腸内環境は大きく異なっていることが…

免疫の司令塔はヘルパーT細胞

免疫の司令塔はヘルパーT細胞 発酵食によって免疫力がアップするメカニズムについて、少し説明しましょう。 そもそも免疫とは、本来からだに備わっている自然治癒力のこと。 免疫力が高ければ病気にかかりにくくかかっても軽症ですみます。 逆に、免疫力が…

発酵食が腸内バランスを整える

発酵食が腸内バランスを整える いま、発酵食のよさが見直されています。 発酵食とは、麹や酵母などの微生物の力を借りて発酵させた食品のこと。 味噌やしょう油、酢やみりん、納豆や漬け物など、日本の伝統食である保存食には、発酵食品が数多くあります。 …

血管が詰まる病気

血管が詰まる病気 血管が詰まるリスク □ 足の痛みで立ち止まりながらでなければ歩けない □ 足に傷ができても治らない □ 安静時でも足が痛い □ ときどき意識消失がある □ 脳梗塞の既往がある 日本人は高血圧が多いのですが、欧米人に多いのが肉食によるコレス…

血管が破れる病気

血管が破れる病気 血管が破れるリスク □ 血圧が高い(とくに下の血圧が90mmHg以上) □ 背中やお腹が痛い □ あお向けになると、へその下あたりに脈を打つしこりに触れる 血管が破れる病気はなぜ大動脈に起こりやすいのでしょうか? 血圧は心臓からの血液の拍出…

量を食べなければ満足しないときの対処法

量を食べなければ満足しないときの対処法 銀行口座はお金が入ってきても使わなければ貯まっていきます。 お金の場合ならいいのですが、人間の身体に置き換えれば脂肪です。 溜めすぎると関節も弱くなって、心臓にも負担がかかります。 量を食べなければ満足…

どのように味覚を変えればいいのか?

どのように味覚を変えればいいのか? 私たちの味覚は私たちの食生活からつくられます。 加工食品、味の濃いもの、炭水化物、脂っこいもの。 こうしたものを好んで食べている人は、その食事体験の中で「おいしい」という記憶が頭に残ります。 長年培ってきた…

1日1食は健康を害する

1日1食は健康を害する 太っているから栄養が十分だとは言いきれません。 なぜなら炭水化物をたくさん摂っていれば太るからです。 そうした太り方では栄養が足りなくなります。 とくに現代は外食が多いので、気づかないうちにカロリー過多なのに栄養は不足し…

血管を強くする栄養素

血管を強くする栄養素 炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが血管力を高める食事の基本です。 これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。 血管はアミノ酸、たんぱく質とコレステロールなど…

コレステロールはただ減らせばいいものではない

コレステロールはただ減らせばいいものではない コレステロールは人間の身体の筋肉や細胞にとって欠かせない存在です。 不足すると血管は脆弱になり破れやすくなります。 菜食主義の日本人には脳出血が多く見られる理由として高血圧のみではなく動物性たんぱ…

日本人の食事はとにかく糖分過多

日本人の食事はとにかく糖分過多 日本の肥満率は世界最低レベルです。 しかし、糖尿病患者数は世界のトップ10に入っています。 理由は明らかに炭水化物の摂りすぎです。 欧米人は肉食なので脂肪を摂りすぎる傾向があります。 甘いものを食べる習慣が増えると…

カロリーゼロ食品は腸の機能を低下させる

カロリーゼロ食品は腸の機能を低下させる 食事の原則はバランスよく活動量にあったカロリーをとることです。 ただ現代食は肉類が多く、糖質も多いのでどうしてもカロリーオーバーになりがちです。 もちろん、山盛りのご飯を毎日3食とっている人は少なく、多…

満腹でも栄養不足になる現代の食事

満腹でも栄養不足になる現代の食事 化学調味料を摂ることで消化酵素が出てこなくなる。 つまり必要な栄養(ビタミン、アミノ酸など)が吸収されません。 毎食お腹いっぱい食べているのに栄養不足になってしまうのです。 栄養が足りなければ、血管壁も柔軟性を…

21日間で血液を若返らせる食事の仕方

21日間で血液を若返らせる食事の仕方 血液には酸素を身体に運ぶ赤血球、免疫反応や滅菌に重要な白血球、血液の凝固に大切な血小板、そのほか身体のさまざまな組織にとって不可欠な血漿(プラスマ)という成分があり、その中にたんぱく質、アミノ酸、コレステロ…

血管を一気に若返らせる3つの柱。活力の正体は自律神経

血管を一気に若返らせる3つの柱。活力の正体は自律神経 第2の柱「自律神経」 血管を強くする第2の柱は、自律神経の閾値を高めることです。 これによって血管そのものをケアすることができるのです。 動脈は心臓の拍動を受けて血管自体がうねうねと波打つよう…