2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
生きるか死ぬか以外は大したことではない 深刻な問題ほど冷静になって、 自分で対処できるのか、誰かの助けが必要なのか、 やり過ごせばいいのかを見極めましょう。 それが、問題を“取り扱い可能”にすることです。 永平寺で3年の修行期間を終えた後、そのま…
「生きているのも悪くないな」と思える人生を生きる 自分のためではなく、「人のため」と考える。 やりたいことではなく、「やるべきこと」をする。 そこを目指せば、「生きていてよかったな」と 思える日々が重なっていくはずです。 禅では「日々是好日(に…
「生きがい」や「やりがい」をつくる必要はまったくない 生きがい探しをしたくなるのは、 現状に不満や不安があるときです。 問題を直視して、不具合を調整すれば、 生きがいなど無用でしょう。 夢や希望が必要ないのと同じように、「生きがい」や「やりがい…
夢も、「夢を追う自分」も徹底的に冷たく見る 本当に、夢をかなえることができるのか。 そのためにリスクと犠牲を払う覚悟が、自分にあるのか。 「ひょっとしたらダメかもしれない」というところから、 そこから具体的に踏み込んで考えなければ、 夢は「夢」…
テーマを決め、それに賭けて生きてみる “自分が大切にしたいもの”をはっきり決めれば、 それ以外のものは、ただやり過ごせばいいだけです。 そうすると、人生がシンプルになり、 生きやすくなります。 以前、「私の生きがいは妻です」と言い切る中年男性に会…
人生はネガティブで当たり前 生きることへの違和感を、 出来合いのノウハウで解決しようとしても うまくいきません。 手間と時間と根気をかけ、 置かれた状況を冷静に見て、具体的に考えましょう。 「私はネガティブなんです」「自信がなくて、どうしてもポ…
自分自身で判断できるのは、人生の「些事」だけ 大きな決断は、必ずまわりの人間を巻き込みます。 自分の決断や判断は、あまり役に立ちません。 自分自身の感覚に頼りすぎたり、 自信を持ちすぎたりしないほうが賢明です。 大きな決断をしなければならない状…
「本当の気持ち」を話せるだけで、人は救われる 自分の状況を誰かに聞いてもらうと、 視野がスッと広がることがあります。 そんな話をできる相手が、 「心の生命線」になることもあるのです。 お互いの「理解」は合意された「誤解」だとはいえ、人は、誰かに…
自分が抱えている問題を話せる「淡い関係」の人をつくる 心の内側を素直に話せる人を見つけましょう。 自分の姿を照らし出せる「鏡」のような相手と 話すことで、問題が浮き彫りになり、 解決への第一歩を踏み出せます。 問題を解決するために自力で視界が開…
人脈も友だちも、要らない 本来、人が生きていくのに必要な人間関係は ごく限られています。 多過ぎる友だちは新たな悩みやストレスを生み、 心を疲れさせるだけです。 「誰も私のことをわかってくれない」 「あの人のことは、どうしても理解できない」 こう…
怒りで頭がいっぱいになったら、ルーチンな作業をする 怒りで心がどんなに波立っても、 頭と体を切り離し、 いつもどおりの振る舞いを続ければ、 荒れ狂った感情は、いつか枯れていきます。 怒りや嫉妬が収まらないとき、無理に抑えようとするのは逆効果です…
苦しい嫉妬は、錯覚が生んだ感情にすぎない 嫉妬が生まれるのは、 自分が本来持つはずだったものを 人が不当に持っていると感じたとき。 嫉妬の呪縛から解放されるヒントがあります。 怒りと同じく、嫉妬にも人間は煩わされるものでする 憧れや羨望なら、「…
怒りは、何も解決しない 怒りが湧くのは、 「自分が正しい」と信じているからです。 怒りに翻弄されたくなかったら、 自分が正しいと信じていることが、 本当にそうなのかどうか、冷静に考えてみてください。 ある老師が、以前こんなことを言いました。 「俺…
感情が揺れてもかまわない 人間に喜怒哀楽があるのは、当然です。 動揺したり、怒りがこみ上げたりしても、 しなやかに揺れて、またスッと元に戻る 「不動心」を目指しましょう。 人は、「他人の海」で生きなければならないのですから、ストレスや葛藤がない…
“誰かの役に立っている感”が強い人は脳が衰えない 古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、「人間は社会的な動物である」といいました。 人の中で人に囲まれて生きることで、人間は人間らしく生きていくことができます。 人とのコミュニケーションが少なくな…
本の世界にひたることは、最高のストレス解消になる その場にいながらにして想像の翼を広げることができるのが読書です。 読書の脳への効果は、まずはストレス解消になるという点です。 読書が趣味という方は、本を読んだ後にじわじわとした感動に包まれたり…
昔の楽しかった思い出をつづったり、話したりするのは脳によい 「ナン・スタディ」の自伝の研究では、他にも興味深いことがわかりました。 シスターたちが自伝を書いたのは20代前半頃です。 そのときの文章力の違いが、高齢になったときの認知症の発症と関係…
ときにはグチを。イヤな気持ちは無理に押し込めない 生きている限り、不安を感じたり、腹の立つことがあったり、悩んだりということは必ずあります。 ネガティブな気持ちにとらわれることは往々にしてあるものです。 でもそれを内にため込んでしまうとストレ…
ポジティブワードを意識すると脳は喜び、健康になる ポジティブな感情を高めることが幸福感の向上につながり、脳も健康にしてくれることは疑う余地がありません。 このことを逆側から証明してくれている研究があります。 スウェーデンのヨーテボリ大学で行わ…
身だしなみに気をつける人は、脳の中も若い これまでに約16万人の脳画像を見てきています。 16万人の方の脳の中を見てきたというのは、ちょっと他にはない経験だと思います。 それだけの数の脳画像を見てきたことで、ある能力が身についたようです。 「透視…
笑う門には生涯健康脳が来たる 笑いの効用には、体の免疫機能を高めてくれる、ストレスを吹き飛ばしてくれる、気持ちをリラックスさせてくれるなど数多くのものがあります。 笑うことが心身の健康に良いことは、すでに広く知られていますね。 何も考えずにワ…
“主観的幸福感”が高い人は脳も体も長生きする 「幸せな人は長生きする」ということは以前からいわれてきました。 そう聞いてなんとなく納得できる方は多いと思います。 けれども、その科学的な理由はあまり知られていないのではないでしょうか。 近年、幸福…
コワ~イ“かくれ脳梗塞”を知っていますか? 糖尿病が「アルツハイマー病」だけでなく、血管障害から「脳血管性認知症」を起こしやすくなるように、血管トラブルがあると認知症の発症リスクは高くなります。 中高年になると増えてくる血管系のトラブルといえ…
昼寝は、1日30分以下だと認知症リスクを下げ、1時間以上は認知症リスクを上げる 睡眠は大事ですが、年齢を重ねると、加齢現象で睡眠の質が落ち、朝の早い時間に目が覚めてしまう、何度も夜中に起きてしまうなど、ぐっすり眠ることができなくなっていきます。…
質のよい睡眠をとることで、脳内のシミが洗い流される あまり悩むと、それがストレスになってしまいよくありません。 とはいえ睡眠は、人間の体の健康維持に必要不可欠なものです。 その役割は、日中の活動での疲れを取る、ストレスを取り除くというもの。 …
糖尿病はアルツハイマー病のリスクを2倍にする 認知症と糖尿病とは相関関係があり、糖尿病がある人は認知症になるリスクが高いということがわかっています。 糖尿病とは、血中の糖を細胞に取り込んで、それをエネルギーとして利用するために必要なホルモン「…